ここ数日、心にとげが刺さったように痛みを抱えている飼い主の michi
バルフォア宣言がまいた黒い種。歴史に"もしも"はないけれど、あれがなければ 9.11 も起きなかったかも
ネコの僕には歴史は分からない。人間の学校でも、歴史の授業で扱う事の少ない現代史
無事を祈るしかないのか
飼い主は、昨日、早目に出かけてしまった
朝ごはんにササミがまぶしてあったので、変だなと思っていたんだ行く先は大輔君で話題沸騰のジュエリーの表彰式
ま、まさかね
michi には似合わない彼女のアクセは動物モチーフばっかり ネコ、豚、亀、イルカ、タツノオトシゴ、てんとう虫
宝石で、唯一持っているのがこれ
キャッツアイ

キレイでしょ、って あれ、このネタ、以前もやったんじゃなかった

(あ、そうだった
マイク、ごまかしておいて)仕方ないな、ウィンクでもしておくか

michi が出かけたのは、歌舞伎座

茅ヶ崎の奥様とともに、昼夜全公演を楽しむ

勘九郎、七之助、玉三郎、染五郎、吉右衛門、猿之助と見事な顔ぶれ
昼の部の金閣寺では、苛める染五郎と苛められる七之助 ベテランにはない若やいだ色気
ここで目をひいたのは勘九郎
身体の軸がピーンと張っていて、彼の心の芯棒と一体化している
中村屋で鍛えられ、勘三郎を毎日見て育ったんですものね
どんな役者に熟成していくのか、将来が楽しみです

友人の大輔君と、何か始めて欲しいな 中村屋のニューヨーク公演はどうかな
と、思いは大輔君にも

途中で錦織圭君の勝利もチェック
いい男がいすぎるんだよね 家にも外にも別の演目では、クモの化身の白拍子を玉三郎 彼は"人でない"役柄がとりわけ適任
勘九郎、玉三郎、七之助三人の舞台は夢のよう
昼夜の間に歌舞伎座内にある TULIY'S でコーヒータイム

粋なサービスですね
夜の舞台の「女暫く(おんなしばらく)」は、じゃらじゃらしていて面白い
玉三郎と吉右衛門 これはベテラン同士でないとね
猿之助は新歌舞伎座に初お目見 その舞台に覚悟の「黒塚」を持ってきました
難しい演目ですが、ここでも勘九郎の存在が光ります
観劇三昧の一日。それでも、昼夜合計で、2時間ちょっとのアイスショーの最安チケットと同じ
茅ヶ崎の奥様と、もし大輔君がフレンズに出ないのなら、今年は行かないと確認
どんなにスケートが好きでも、あの金額を出すのは高橋大輔だから
ほとんどの人がお財布に無理して大輔君を見に出かける それだけ価値あるものを見せるから
ジュエリーより、大輔君の滑りを選んでいる
michi はどうするの? 大輔君が日本を離れたら、ジュエリーに光を求めるの?
(まさか、勘九郎、菊之助、海老蔵、熊川君、イチローに圭、みんなぴかぴかに輝いているのよ)
そうだね、そのうち大輔君も、さらにさらに光度を増して戻ってくるし

飼い主の宝石箱は既に満杯です
ふふ、一番場所をとっているのは、僕だよ




