ネコの出ないネコブログ

猫の代わりにスケートの話しです (マイクはどうせ昼寝中
)Twitter で触れた記事について、内容を少し紹介します
https://adivinesport.wordpress.com/2015/01/11/the-product-is-suffering/
このサイトはペア・スケートを愛するClaire Cloutierさんが開設。記事といってもメディアのサイトで公開されたものではありませんが、フィギュア界大御所のソニア・ビアンケッティさんがfacebook で紹介し、フィギュア関係者が続々訪れています。
現行のジャッジングルールを巡る批判が世界的に高まっていますが、日本ではいわゆる“フィギュア関係者”の声は皆無。このフィギュア関係者は女性週刊誌でしか出てきませんね(笑)
Cloutierさんの記事から、男子シングルに関係した部分:
男子のプログラムは、殆どの場合、技術的難しさを追い求め、十分に実行できなくなっています。残念なパフォーマンスのジェットコースターみたい。今季のグランプリ・シリーズでは、試合で素晴らしいパフォーマンスで勝利した選手が、次の試合でボロボロ
今年はとくに、芸術的に満足できるプログラムが見られません。この問題が、今、話題に上るのはなぜでしょう。
ひとつの理由に、ここ2,3年、レジェンドと言える卓越した技術を持つスケーターが私達を楽しませてくれたから。男子シングルではパトリック・チャンと高橋大輔 (女子で浅田真央と鈴木明子の名も)。彼らは本当に才能があって、ルールに応じた技術的なエレメントをこなし、そのうえで、見事に美しく芸術的なプログラムを作り上げることができました。彼らがあまりにも例外的に才能に優れていたので、ルールがうまく働いているように見えていたのです。
彼女が掲載した写真は大輔君のブルース。現行ルール下の傑作と (転載はご遠慮下さい)
大輔君を失ったフィギュアスケートの競技会。跳んでは転び、跳んでは転びの試合を見なくてはならないフィギュアファンは辛い時期を迎えますね。七転び八起き、人生では讃えられてもフィギュアのプログラムでは見たくない

この記事に付いたコメントにこういう文章が。私の気持ちを代弁するような
「偉大なスケーターは数字じゃない。滑っている時に、私達に何かを感じさせてくれるから偉大なの」