削減する考え方は間違っていませんが・・・。 | yossyの我が道を行く

yossyの我が道を行く

富山県黒部市にて生きるyossyこと吉澤浩司が日々感じたことや思ったことを素直に書いていきます。

皆様おはようございます。吉沢工業の吉澤浩司です。

 

6月になりました。

 

気温も湿度も高く、マスクがつらい季節となりましたが、

 

人と接するときだけは、当分辛抱しなければならないですね。

 

 

さて、一昨日5月30日土曜の地元紙、北日本新聞にこのような

 

記事が掲載されていました。

環境のことを考えるとプラごみを減らす努力をしなければ

 

ならない。

 

ただ、この記事をそのまま読むと

 

プラスチック容器包装=有害物質含有

 

のように取ることが出来ます。

 

我々プラスチック容器包装材を製造する業者は、食品衛生法

 

第18条に基づき、旧厚生省の定める食品容器における厚生省告示

 

第370号に適合したプラスチック材料および添加剤のみを使用して

 

おります。

 

当然ですが、使用する材料に有害物質は含有していません。

 

この点は皆さんにご理解いただきたい。

 

 

では何が問題なのか・・・。

 

適正にごみ処理がされず、ポイ捨てされたりしたプラスチック容器

 

包装材が、風で飛ばされ、川から海へ流れ、紫外線で劣化し、

 

マイクロプラスチックになり、海水に含まれる有害物質がマイクロ

 

プラスチックに吸着することで、有害なものになります。

 

有害な化学物質を高濃度に吸着するマイクロプラスチック

 

を参照ください。

 

そこから食物連鎖で、最後は我々人間も影響を受けるのです。

 

 

不要なプラスチック容器包装等はどんどん減らす取り組みを

 

行うべきと思います。

 

しかし、不安をあおるような内容を用いての削減への導きは

 

どうかと思います。

 

多くの読者は何の疑問も感じずこの記事を読んだのではない

 

でしょうか。