皆様こんばんは。吉沢工業の吉澤浩司です。
我が社のある黒部では、すでに桜の代表格ソメイヨシノが
満開を過ぎ若葉と花びらとの絶妙なコントラストとなっています。
自然は時には牙を剥き、人々を苦しめることもある。
反対に人々に様々な恩恵も与えてくれる。
それは物質的なものもあれば精神的なものであったりと。
被災地ではまだまだ厳しい現実と直面している人も多い。
しかし自然は人の思いに関わらず様々な姿を現わす。
だから私はその現れるすべての自然現象に身をゆだねる
ことも必要だと考えています。
今目の前で起きていることを否定せず受け入れる。
約10年前に地元の公民館が地元の人々の力で建設され、その記念に
移植されたしだれ桜が、満開となっていました。
もし黒部で大地震が起きていたならば、この公民館も避難場所になって
いただろう。
そして厳しい現実に直面していても、このしだれ桜は同じように咲き誇って
いるはずだ。
いろんなことに想いを巡らせながら一人しだれ桜を30分ほど眺めて
いました。

