皆様こんばんわ。吉沢工業の吉澤浩司です!
本日我が家に1枚の葉書が届いていました。
何かといいますと「東京都赤十字血液センター」からの親展です。
先日東京へ出張した際に有楽町の交通会館にある献血センターにて
400mlの献血をしました。
その血液の検査成績が届いていたのです。
すべての項目について標準値内に納まっていました!!
年末年始はお酒を飲む機会が多かったのですが、γ-GTPの値も
基準値内であり、ホッとしています。
今後も食べ過ぎ飲み過ぎに注意し、適度な運動を続け、健康体を維持して
バリバリ仕事していきたいと思います。
さて本日は午後から新庁舎建設構想策定委員会が開催されました。
6回目の委員会でもあり、検討もかなり進んできています。
そうした中で今回全体事業費及び財源の概算という点について質問を
させていただいた。
それは公債を発行するにあたっての償還期間20年、年利率が1.5%という点についての
利率が妥当なのかという点と、20年に渡っての税収見通しがどうなのかという点です。
これに対する事務局側の回答はというと、合併特例債起債基準として現時点では1.5%の
利率であること、20年という長期の見通しは明確なものがないとのことでした。
この委員会で質問をすることではなかったのかもしれません。
現在黒部市では消防庁舎、市庁舎、市民病院を建設することとなっています。
消防庁舎7.5億円、市庁舎35億円、市民病院100億円。
上記は必要なものであり建設する必要があります。
決して建設をNOと言っているのではありません。
皆さんは黒部市の人口が今後どのように推移するかを知っていますか??
国立人口問題研究所の推計ですが、2010年を基準(42千人)として15年後には11%減少。
20年後には15%減少で37千人、25年後には20%減の33千人の人口となるそうです。
そしてこの人口減少と併せて、人口構成にも変化が生じます。
生産年齢人口といわれる15~64歳の割合も減少していきます。
普通に考えると生産年齢人口と言われる人が減る=税収減ってのは誰でも
分かるはず。
おとぎ話や昔話では「打ち出の小づち」や「ここ掘れワンワン、大判小判ザックザク」も
ありますが、現代の中では絶対にあり得ません。
身の丈ってものを考慮した上で計画を立てなければ建物が出来ても返済は公債の償還が
20年であればそれまでの間払い続けなければならないし、建物を維持するにも莫大な
費用がかかります。
一般的に維持費用は大半が面積×単価となる。
ちなみに現行の黒部庁舎で年間35,000千円の維持管理費が掛かっているそうです。
何を言いたいのかというと、今は健康体の黒部市かもしれませんが、年を追うごとに
人口減少により税収が減少するという健康体でなくなる状態になるのではないでしょうか。
10年後も20年後も50年後も黒部市が健康体であるためにはどうしてゆくべきかをもっと
議論すべきじゃないか。
しっかりと人口減少という社会構造の変化を受け止め、対処すべき時期に来ているということだ。
今ならまだ間に合うはず。
