ヒトの欲望渦巻く眠らぬ街、新宿歌舞伎町の路地裏にはレジスタンス(たぶん)が集う知る人ぞ知る秘密のアジトがあります。
その名は「上海小吃(シャンハイシャオツー) 」。
上海家庭料理のお店です。
周りはネオン。風俗店だらけの新宿歌舞伎町のど真ん中にひっそりと輝く本格中華料理屋というなんだかカオスなSF映画的な映像美のあるお店で私は何度も足を運んでいます。今回も戦友と客引きの銃弾を避けながら、作戦会議をしに行って参りました。
壁に貼られた無数の漢字メニュー。その数は600以上あると言います。
これを観てるだけでも楽しい。料理は一つの理。その道は常の道に非ずか。千変万化し止むことはなし。変わらない為に変わるのか。
厨房では上海でも数少ない国家特級厨師が作っているという料理。しかしその真の姿をレジスタンスの誰も見たことがないという。(?)
これは焼きビーフン。チンタオビールと合いすぎ。カエルは勿論、蛇とかサソリとか獣のブレイン脳みそとかもあるけど、スタンダードがやっぱいい。前に牛のペニスを頼んで重傷を負ったのです。
麻婆豆腐。香辛料が効いてます。飯にも合うでしょう。台湾で料理を食べた時のような味がします。上海料理だけど。辛いのが苦手な戦友は翌朝肛門科必至だと語っていました。
私は自分が食べた食い物について垂れるのは趣味じゃないけれど、ここは中国語が飛び交い、たまに使い古したモップのような可愛らしいノラ猫が足元にいるようなSF異空間で、そんなことはどうでもいいぐらい味もいいと思うので何度でも紹介したくなります。勿論全席喫煙可能!35歳以下のグループはビール紹興酒以外の酒は持ち込み可!
まあ潔癖症の人には向かない店だってえ事は理解してますがね。料理だけでなくアジト名物の玲子店長(少佐)も中国語でせっかちに動いてました。タブレットが使えなくなってお気に入りの中国ドラマの動画が観れなくなった時は使えるようにしてヨと食べてる時に頼んで来る事もあります・・・。
栄養満点滋養豊富の中華料理を食べながら、チンタオビールを飲み、タバコを吹かしながら作戦会議をするってのは欲の塊ですね。中華料理の後の一服はエネルギーが高まる。この楽しみは今や知るヒトぞ知る快楽でしょうねえ。
中国人のみならず日本人だって”和歌食物本草”などを読むと古来から沢山の獣や魚、虫、植物を自らのエネルギーに変えてきたことが解ります。手で掴めるものなら何でも食ってきた訳です。そして腹を下してきた。胃薬のCMが無くならないのは変わらない証拠でしょうか。
私はヒトはヒト以上になる必要はないし、なれないと思っています。何故ならば熱いヒトだって冷たいヒトだって等しく37度前後の体温でしか生きていけないのだから。
ある雑誌で医者の対談が載ってました。立ち読み(セコいね)でしたがツラツラ読んでると健康に気を使わない連中は人生をなめてるという箇所がありました。うう・・・!Goddamn!!と思ってしまいました。
人生をなめてる連中のおかげで、飯食ってるという事実があるのにこの方たちは。
別に恨みなどありませんが、 私はなめきってやるでしょう。健康に気を使わないという意味ではなく。
肉体は当然大事。されど、精神が病む方を私は非常に恐れる者です。
















