祭文は
貧乏で飢え死にする事はあっても、
自分で生きる事をやめることは
絶対にしないと決めているのは、
母親が帝王切開の痛みに耐えて、
祭文を産んでくれたからです
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
森一生監督の
映画『婦人警察官』(1947年)を観ていると、
愚かな男たちが起こした戦争によって、
いつも犠牲になるのは
子どもたちと女性たちですが
そんな救い難い男たちを救ってくれるのも、
女性たちだと、
つくづく思いました
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
戦後の混乱の中で
やさぐれている復員軍人の男を、
小夜福子さん、轟夕起子さん、月丘夢路さん演じる
女性たちが、
それぞれの愛情で、
立ち直らせようとする物語には
夢見る不完全な生きものである男と
現実を見る完全な生きものである女性の姿が
象徴的に描かれています
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
大通りの交差点で
颯爽と交通整理している
小夜福子さん演じる
婦人警察官の立ち姿を観ていると、
どんな女性も女神であり、
男はその誠実な下僕である事が、
本来の社会のあり方なのだと
痛切に感じます
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
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![祭](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/306.png)