EURO2024 「Today's Pick Up」DAY7 | BBGのブログ

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EURO2024「Today's Pick Up」DAY7
スペイン vs イタリア


●Preview

今大会のグループリーグで最も注目のカードと言っていいだろう。
スペイン、イタリア、そしてクロアチアが同居した「死の組」グループB最大のビッグマッチだ。

スペインは初戦で難敵クロアチアを3-0で退け、仕上がりの良さを印象付ける滑り出し。
一方のイタリアは、格下アルバニア相手に先制点を許しつつも、地力を感じさせる逆転勝利で共に白星発進となった。

●STARTING LINE-UP


(布陣は試合開始時のもの。一部、選手名が記事内での表記と異なることをご了承下さい。)

スペインは初戦を体調不良で欠場したラポルテがスタメンに復帰。
負傷交代となり状態が心配されたロドリも無事にスタメンに名を連ね、ベストメンバーが揃った。

一方のイタリアはアルバニア戦から一切のメンバー変更なし。
こちらも今大会のベストメンバーが出揃い、嫌が応にも期待の高まる試合となりそうだ。

●Review



全世界が注目する大一番は、スペインが結果以上にその強さを示す試合内容となった。

スペインは積極的なプレッシングから、左右両サイドを使った縦に速い攻撃でイタリアを圧倒。
特にこの日は左サイドのN・ウィリアムズの動きが素晴らしく、対峙するディロレンツォを幾度となく振り切って攻撃の起点となった。
決勝点となったイタリアのオウンゴールも、やはりN・ウィリアムズの突破が起点。
初戦で素晴らしい存在感を見せたヤマルと共に、今のスペインはパスワークだけではない「縦への推進力」も備えたチームだということを改めて示してくれたと言えるだろう。

対するイタリアもボールを奪ってからの速い攻撃を狙う様子が伺えたが、ヤマルとN・ウィリアムズの両翼に比べると明らかに前線の選手のパワー不足は否めなかった。
前回大会は優勝の立役者とも言われたキエーザは初戦から鳴りを潜めており、個人で違いを生み出せる選手が欠けている点は辛い所。
ゴールはおろか、終わってみればシュートわずか4本、枠内シュートに限ればたったの1本とは「完敗」と言っていいだろう。

数多くのチャンスを作った中で得点はオウンゴールの1点のみに留まった点はスペインからすると反省点となるが、強敵相手に連勝を飾り第3節を前に早々とGL突破が決定。
一方のイタリアは大会前から懸念されていた攻撃力不足が改めて欠如した形となり、クロアチアとの第3戦を前にやや暗雲の立ち込める結果となった。

●Result

GroupB
SPAIN 1-0 ITALY

得点 55 オウンゴール(SPA)
MOM N・ウィリアムズ(SPA)