EURO2024 「Today's Pick Up」DAY1 | BBGのブログ

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いよいよ開幕となったEURO2024。
毎大会このブログでは可能な限りの観戦記をつけてきたので、今大会も継続したいと思います。

ただし、私が今大会は過去の大会ほど観戦に時間を割けないのでこれまで以上にコンパクトに。
観戦記も短め、1日1試合分を目標にマイペースな更新を予定してますのでご了承ください。

それではまずは大会初戦となるドイツvsスコットランドの一戦から!
よろしくお願いします!



EURO2024「Today's Pick Up」DAY1
ドイツ vs スコットランド

●Preview

カタールW杯以降低迷に歯止めがかからず、大会の7ヶ月前にフリックが解任になったドイツ。
世界有数の戦術家としても知られる後任のナーゲルスマンのもと急ピッチで自国大会へ向けて立て直しを図ってきた。
2月にトニ・クロースが代表復帰を果たしてからはチーム状態も上向きつつあり、3月の親善試合ではフランスとオランダに2連勝。この勢いのまま28年ぶりとなる優勝を目指したい。

一方のスコットランドは25年ぶりの出場となった前大会に続いて2大会連続の出場。
予選ではスペインを撃破するなど仕上がりの良さを見せ、本大会でも番狂わせを起こしたい。

●STARTING LINE-UP


(布陣は試合開始時のもの。一部、選手名が記事内での表記と異なることをご了承下さい。)

ドイツ、スコットランドともにベストメンバーに近いラインナップでの開幕戦となった。
長らくチームの課題だった「CF問題」を解決できるかどうか、今季好調のハヴァーツには要注目。
スコットランドは本来攻撃の司令塔を担うギルモアがベンチからのスタートとなったが、ドイツ相手に守備を意識した選択ということだろうか。

●Review



ドイツ代表にとっては完璧な開幕戦になったと言っていいだろう。

試合直後から5バックを敷いて自陣に「ドン引き」のスコットランドを自在に攻略。
攻撃の起点となったのはやはりクロースであり、相手からのプレッシャーも乏しいこの試合では長短自在のパスで数多くのチャンスを演出。

2列目では抜群の技術で縦への強さを発揮したムシアラ、バイタルエリアで創造力を発揮するヴィルツがそれぞれ得点を奪うなど持ち味を存分に発揮し、ハヴァーツも及第点以上の動きで1得点。
途中交代のフュルクルクにもゴールが生まれるなど「点を取ってほしい選手全員が取る」試合となった。

一方のスコットランドは、スタメンの選択も含めてあまりにも戦い方が守備的すぎた。
加えて前半の途中には試合内容に苛立ちをつのらせたかポーテアスが悪質なタックルで一発退場。
後半はほぼサンドバック状態で終わってみればシュート本数「1対20」という情けない結果に。

新生ドイツがこれまで以上に引いた相手を巧みに崩したことも間違いないが、攻守両面でここまで消極的な戦い方では敗戦もやむなしと言っていい。

●Result

GroupA
GERMANY 5-1 SCOTLAND

得点 10 ヴィルツ(GER) 19 ムシアラ(GER) 46 ハヴァーツ(GER) 68 フュルクルク(GER)
   86 オウンゴール(SCO) 93 ジャン(GER)
MOM ムシアラ(GER)