2022年カタールワールドカップ通信簿「まとめ」 | BBGのブログ

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気づけばもうすっかり年の瀬という時期になってしまいましたが、ようやくワールドカップの通信簿企画が全32カ国の更新を終えることとなりました。

最後の最後に、今回はこれら32カ国の採点結果を一覧にして振り返りながら、この通信簿企画を自分なりに総括させていただきたいと思います。
まぁ大会自体は既に総括していますので、気になる国の採点結果および「32カ国の中での序列」をわかりやすく把握するための記事と考えてもらえればいいかなと思います。

なんとか年内に終えることが出来て何よりですが、それではその「採点ランキング」を上から見ていくことといたしましょう!


【2022カタールワールドカップ通信簿 採点一覧】

01位 アルゼンチン 460点(100、90、80、90、100)
02位 フランス 430点(100、90、70、80、90)
02位 モロッコ 430点(80、90、90、90、80)
04位 クロアチア 420点(70、90、90、90、80)
05位 ブラジル 380点(80、90、70、70、70)
06位 イングランド 370点(80、80、80、70、60)
07位 オランダ 360点(70、70、70、80、70)
08位 日本 350点(60、80、60、80、70)
08位 オーストラリア 350点(70、80、70、60、70)
10位 ポルトガル 340点(70、70、70、70、60)
10位 アメリカ 340点(70、80、70、60、70)
12位 韓国 330点(70、60、60、70、70)
13位 セネガル 320点(50、70、60、70、70)
13位 スペイン 320点(50、70、60、70、70)
13位 スイス 320点(70、70、60、70、50)
13位 エクアドル 320点(60、60、70、60、70)
17位 ポーランド 310点(60、60、60、70、60)
17位 チュニジア 310点(50、50、70、60、70)
19位 ウルグアイ 300点(50、70、60、70、50)
20位 メキシコ 290点(50、50、60、70、60)
20位 サウジアラビア 290点(60、60、50、60、60)
20位 カナダ 290点(60、70、50、50、60)
20位 カメルーン 290点(60、50、60、60、60)
24位 イラン 280点(60、50、60、50、60)
24位 セルビア 280点(70、60、50、50、50)
24位 ガーナ 280点(70、60、50、50、50)
27位 デンマーク 270点(40、50、60、60、60)
27位 ドイツ 270点(50、60、50、60、50)
27位 コスタリカ 270点(50、60、50、60、50)
30位 ウェールズ 260点(50、60、50、50、50)
30位 ベルギー 260点(50、50、50、70、40)
32位 カタール 230点(50、50、40、50、40)



あまり結果に関係なく採点したつもりだったんですが、並べてみるとやはりチームの結果に比例された順位になっているなと思います。
上を見れば優勝したアルゼンチンが採点でも抜きん出た結果となっており、下を見ると史上初となる「全敗の開催国」となってしまたカタールが飛び抜けて低い数字となってしまいました。

またもベスト8の壁を超えられなかった日本ですが、ドイツとスペインからふたつの金星をあげたこともあって8位タイという素晴らしい採点結果になりました。
だからこそクロアチアに敗れた悔しさも残る所ではありますが、改めて高く評価すべき大会になったのではないかと思います。

そんな日本だけでなく、3カ国がGS突破を果たしたアジア勢の健闘がこの順位からもはっきりと見て取ることが出来ますね。
ただ、開催国だったカタールも含めて大きな「地の利」を有していたはずの中東諸国が揃って低迷したことは大きな予想外でもありました。

一方で、若手中心のメンバーでGS突破を果たしたアメリカや、結果は3敗で終わりながらもアグレッシブな戦いで爪痕を残したカナダなど、自国開催を控える北中米の2チームは4年後へ向けて大きな収穫を得る大会になったのではないでしょうか。

通信簿ではそうした「次回大会への期待度」もAからEの5段階で評価しましたので、ここでその一覧も振り返っておこうと思います。

A
B オランダ アメリカ フランス 日本 モロッコ カナダ ブラジル ポルトガル
C イングランド アルゼンチン メキシコ サウジアラビア チュニジア スペイン クロアチア スイス 韓国 ガーナ
D セネガル エクアドル ポーランド デンマーク オーストラリア ドイツ ベルギー セルビア カメルーン ウルグアイ
E カタール イラン ウェールズ コスタリカ


慎重になりすぎた…というわけではないのですが、次回大会へ向けてA評価がついた国がひとつもないという結果になってしまいました。

優勝したアルゼンチンもメッシの年齢を考えると次回も同様の結果が残せるとは考えづらく、クロアチアに関しても同じことが言えるでしょう。
その点ではエムバペがまだ22歳というフランス代表は今後も前途洋々に思えますが、個人的にはジルーとグリーズマンの代役不足は大きな懸念要素であるように感じます。

また、イングランドやブラジルなど、年齢バランス的に「今大会がピーク」という編成のチームが多かったことも「A評価なし」の大きな理由になるのではないでしょうか。
だからこそアメリカやカナダの評価が相対的に際立っている印象ですし、日本も4年後こそ大きな期待を抱いていい大会になるのかもしれません。
森保監督の続投という判断には疑問もありますが、W杯後の三笘や久保の活躍を見ていると4年後への期待も自ずと高まりますよね。


それでは、今回は簡単な記事となりましたがこれでカタールワールドカップに関する全ての企画の更新を終えたいと思います。

大会前から長らくの更新にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
異例の11月開催ということで更新の難しさもありましたが、自らこうして記事を書くことでよりワールドカップを楽しむことが出来たと感じています。

環境面も含めてこれまでのワールドカップとは異なる部分が多く、苦言を呈さざるを得ない点が多かったのも事実ですが、だからこそ決勝戦のような素晴らしい数々の試合に救われたという気持ちが強いですね。
表現を変えると、改めてサッカーというスポーツの素晴らしさを感じた1ヶ月でもありました。

ちなみに、大会前のグループステージの順位予想を振り返りますと、32カ国中わずか10カ国という的中数でした。
突破2カ国を当てられたグループがひとつもなしと、相変わらずの精度で申し訳ありません(苦笑)

次回大会は少しでも精度を上げられるように、ここからの4年間また世界のサッカーを追い続けていきたいと思います!
それでは皆さん、あと僅かではありますが良いお年をお過ごしください!!