2020年セ・パ注目選手紹介 | BBGのブログ

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4月末を目処に開幕の予定となった今シーズンのNPB。
私の見解としてはその時期に開幕できるかも疑わしいのですが、とりあえず今はその予定を信じて開幕を待ちたいと思います。

というわけで開幕前の特別企画最終回。
今回は今季の注目選手の紹介をお届けしたいと思います。

各球団から一人ずつ、今季の個人的注目選手をピックアップしましたので皆さん是非ご覧ください。
セ・パ12球団一気に、少し長くなるかもしれませんがよろしくお願いします!


【2020年NPB注目選手】

イノーア(東京ヤクルトスワローズ)
2019年シーズン成績 なし(新加入選手) 26歳


エスコバーや小川の話題性の陰に隠れつつOP戦では堅実な投球を披露。
3試合に登板し防御率1点台の好投で早くも日本球界にフィットしつつある。
150㎞を超える直球に加え、多彩な変化球と高い制球力で打たせて取る投手。
昨季はMLBで一年間投げ抜いた実績も持ち、思わぬ掘り出し物と言えるだろう。

郡司裕也(中日ドラゴンズ)
2019年シーズン成績 なし(新加入選手) 22歳


長らくレギュラー不在に悩まされている中日の正捕手争いに突如現れた新星。
OP戦では10試合に出場すると3割を優に超える打撃で強烈な存在感を示し
エースの大野の相手を務めるなどいよいよ本格的に正捕手の座も見えてきた。
ライバルの打撃力を考えると守備面の経験不足は無視してもお釣りがくるか。

森下暢仁(広島東洋カープ)
2019年シーズン成績 成績なし(新加入選手) 22歳


ドラフトでは注目選手のひとりに挙げられながら思わぬ単独指名に成功。
プロの水にも素早く馴染み、OP戦では早くも堂々たる投球を披露している。
投手として求められる能力全てをハイレベルで備える総合力の高い選手。
甘いマスクで既に人気を集め、今後長らく球団を支える選手となりそうだ。

マルテ(阪神タイガース)
2019年シーズン成績 105試合出場 .284 12本 49打点 28歳


目下絶好調のライバル大山には劣るも、OP戦では長打力で存在感。
来日2年目を迎え今季は日本人投手の特徴を踏まえた新フォームを導入し
連日の早出特守をこなすなど適応への熱心な姿勢には期待感が漂う。
激しい競争がいよいよ爆発を呼ぶか。スタメン争いも含めて注目の一年だ。

佐野恵太(横浜DeNAベイスターズ)
2019年シーズン成績 89試合出場 .295 5本 33打点 25歳


新主将任命はやや重荷が過ぎるかと思えたがOP戦では打撃好調の様子。
期待されていた長打力が開花した印象で、11打点と打点王の座に輝いた。
主将就任を機に成績を伸ばした前主将と同様に超一流への道を辿れるか。
縁起の良いOP戦打点王のジンクスも後押しし、飛躍の予感が強く漂う。

沼田翔平(読売ジャイアンツ)
2019年シーズン成績 成績なし 19歳


一軍キャンプへの帯同が驚きだったが、そこからメキメキと急成長を披露。
OP戦では不調に喘ぐ主要選手をよそにただ一人連日の快投ラッシュ。
いよいよ先発ローテ入りも示唆されるなど最早チームに不可欠な戦力だ。
SBの育成コンビが世間では注目を浴びるも、先にモノになるのはこの19歳か。

中川圭太(オリックス・バファローズ)
2019年シーズン成績 111試合出場 .288 3本 32打点 23歳


昨季は規定未到達ながら3割近い数字を残し、交流戦首位打者にも輝いた。
オフには球団新人史上最高となる300%増の契約を結ぶなど周囲の期待も高い。
三塁手のレギュラーとして臨む今季はOP戦でも好調を維持し野手陣を牽引。
チームの有望株から一気に球界の中心選手へ成りあがる可能性もあるだろう。

鈴木健矢(北海道日本ハムファイターズ)
2019年シーズン成績 成績なし(新加入選手) 22歳


育成出身の長谷川が注目を浴びる中、密かに堅実な投球で評価を高めている。
サイドスローながら147㎞の直球を武器とするその投球スタイルも注目であり
緊急登板でも見事な火消しを披露するなどマウンドでの度胸の良さも好印象。
指揮官もここまでは称賛しきっており、早くも一軍でのフル回転が期待される。

種市篤輝(千葉ロッテマリーンズ)
2019年シーズン成績 26試合登板 8勝2敗2H 防御率 3.24 21歳


昨季は23イニング連続奪三振で話題を集め、規定には乗らずも8勝を挙げた。
今年はフォーム改良が軌道に乗らず苦しむも、OP戦では見事な修正力を披露。
狙いとしてた球速アップにも成長し、投手として一段成長した印象を受ける。
観る者を魅了する豪快な投球スタイルで、まずはロッテのエースを目指す。

森原康平(東北楽天ゴールデンイーグルス)
2019年シーズン成績 64試合登板 4勝2敗29H 防御率 1.97 28歳


絶対的存在だった松井が先発に回り、クローザー選定はチーム内の最激戦区。
群雄割拠のタレント陣の中で、一歩リードと思われているのがこの森原だ。
150㎞超の直球と強烈なフォークは抑え向きの武器でありマウンド度胸も十分。
守護神争いの行方と共に、タレント揃いのチームの中でも注目の一人となる。

佐藤直樹(福岡ソフトバンクホークス)
2019年シーズン成績 成績なし(新加入選手) 21歳


リチャードと尾形に話題性では負けるも、OP戦では彼らを上回る活躍を披露。
持ち前の俊足を生かして11試合で5盗塁と走塁面では早くも大暴れしており
課題と見込まれていた打撃面でも4割近い好成績で想像を上回る結果を残した。
遠投120mの強肩を活かした守備も含め早くも多角度からの貢献が期待される。

與座海人(埼玉西武ライオンズ)
2019年シーズン成績 成績なし 24歳


牧田を彷彿とされるアンダースローを武器にこの冬急激な台頭を披露。
緩急や制球力といった持ち味を活かす投球術が身につき本格化の気配が漂う。
プロに至るまで、そしてプロ入り後も多くの挫折を味わった苦労人。
入団から3年。遅れてきた新戦力が苦労の花を咲かすことが出来るか注目だ。



以上12人。
今回はまだキャリアの浅い若手選手を中心に選出してみました。

ただ、シンプルに各球団の「最も期待の若手選手」を選んだだけでは面白くありません。
森下のようなドラフト1位のルーキーを選んだ一方で、例えば楽天では山崎だったりソフトバンクでは砂川リチャード、そして日本ハムの長谷川といった現在「巷を騒がせている」選手は敢えて何人か外させてもらいました(笑)

各選手の評を見ればわかるように今季の期待値の参考としてはある程度OP戦の成績を重要視させてもらいましたが、OP戦の成績=シーズンの成績ではないことは例年の結果を見ても明らかです。
大山(阪神)や福田(ロッテ)などはやや「出来すぎ」の印象があるので、今から高い期待を向けるのではなくやや様子を見たいというのが個人的な感想ですね。

さて、というわけで合計7回に渡ったNPBの開幕前特別企画もこれにて終了です。
リーグの方はまだまだ先の見通しが立たず、今回の企画も場合によっては水泡に帰す可能性も有るのですが
出来るだけ早くこの新型コロナウィルスの感染拡大が終息し、また連日プロ野球の結果を楽しみに生活するそんな日々が帰ってくることを願いたいですね。

このブログも次は一体いつどのような企画で更新するか一切未定ですが、各種スポーツの「開催自粛」がまだまだ長らく続くのであれば例年にはない何か「特別企画」なども用意出来ればなと思っています。
ただ、その企画内容は一切想像がついていないのですが(苦笑)

それではこの辺で。今回も最後までご覧になってくださった皆様ありがとうございました!