さて、通信簿企画が終わったとなれば続いてはこの企画になりますね。
リヴァプールの来季のスタメンを予想…いや空想し(笑)そして補強ポイントを一緒に紹介してしまおうというこちらも恒例企画。
どこよりも早い来季のリヴァプールの展望記事の時間です。
まだシーズンが終わったばかりではありますが、シーズン中からバリバリ考えていたので今年も紹介していきますよ!
というわけで、まずは来季の予想スタメンを。続いてある程度の噂に沿って補強希望選手達を紹介していくのでよろしくお願いします!
リヴァプールFC17-18予想スターティングイレブン
LWG マネ CF フィルミーノ RWG サラー
(新加入選手) (ソランケ) (イングス)
CMF 新加入選手 CMF ケイタ
(ワイナルダム・ララーナ) (チェンバレン)
DMF ヘンダーソン
(新加入選手・ミルナー)
LSB ロバートソン CB ファン・ダイク CB 新加入選手 RSB ゴメス
(新加入選手) (マティプ) (ロヴレン) (アーノルド)
GK 新加入選手
(カリウス)
補強ポイント① 世界トップクラスのゴールキーパー
最前線にはサラーが、そしてディフェンスラインにはファン・ダイクが加わり、来季は中盤にケイタの加入が内定済み。
となればやはり残された最大の補強ポイントはここになるのは明白だろう。
加入2年目となったカリウスは今季一定のパフォーマンスを見せて存在感を示したが、それは言葉通りまさに「一定」のものに過ぎなかった。
急加速的に成長を遂げ、いよいよ来季はリーグ制覇を視野に入れるチームにとっては物足りない感は否めない。
クルトワ、デ・ヘア、エデルソンといったライバルチームのGKを見てもカリウスはやや格が落ちると言っていいだろう。
そこでチームに加えたいこの夏のトップターゲットはローマ所属のアリソンだ。
今やセリエAでもナンバーワンキーパーの呼び声高く、ブラジル代表ではエデルソンをサブに追いやるその実力に申し分はない。
足元の技術が高く、シュートストップに限らずチーム全体のクオリティを高めることが出来る選手だけに是が非でも獲得したい所だが…
ネックになるのはローマが設定する破格の移籍金というよりは、ライバルクラブの存在だろう。
デ・ヘアの獲得が進まないR・マドリーがこの夏獲得へという噂が根強く、本人も移籍に意欲的なコメントを残すなど関係は相思相愛。
さすがにR・マドリーが相手では厳しいか。何とかデ・ヘアの獲得がまとまってほしい所である(苦笑)
続いて名が挙がっているのがA・マドリーの守護神、オブラク。
こちらもリーガエスパニョーラを代表するGKであり、年齢も若くアリソンと同様に足元の高い技術も備える。
今季はシーズン中にリーガ通算100試合出場を達成したが、その間喫した失点が54という驚異的な数字が彼の実力を物語るだろう。
それだけに、彼もまた多くのメガクラブが熱視線を浴びせている。
キーパーは今オフ「玉突き移籍」が起こりそうな気配なので、あとは他のクラブの動向次第という部分になるだろう。
GKに関しては正直、獲得するのであれば上記2名に絞ってほしいというのが本音だ。
リーグ優勝するのであれば、彼らくらいのレベルの選手の獲得が必須だろうと考える。
その他に名前を挙げるなら、PSGでは現在控えに甘んじており本人がリバプールへの移籍を希望していると噂されているトラップ
そして同じプレミアリーグからは、チームは降格の憂き目に会いながらもイングランド代表としてその実力を高く評価されているバトランドをピックアップした。
しかし、いずれもワールドクラスのゴールキーパーと言えるかと言われれば難しい。
良いGKの存在はチームの勝ち点にダイレクトに影響する。優勝したシティが今季そのことを大いに証明しただけに、ここは妥協のない補強をチームに求めたい。
補強ポイント② 「アンカーを中心とした中盤のセンターハーフ」
今季のアンカーはヘンダーソンとチャンの併用で乗り切ったが、チャンが退団濃厚と見られヘンダーソンは負傷癖が治らない。
…となると、ここに最低でも1枚の補強が必須だと言えるだろう。
ヘンダーソンがフル回転出来るのであれば、彼のプレーにそこまで不満があるというわけではない。
そのことを考えればアンカーしか出来ないというよりは、一列前のポジションも遜色なくこなせるような選手の獲得が望ましいと言えるだろう。
そういう観点からまず名前を挙げたのがジョルジーニョ。
セリエAでは異色とも言えるテクニカルなスタイルを誇るナポリにおいて、間違いなく一番の中心を担う攻撃の司令塔だ。
彼の特徴は何といっても抜群の技術とパス能力の高さ。
現在のレッズには創造性という面を備える選手が少ないだけに、一列前においてラストパスを配給する選手としても期待が持てる。
加入となればヘンダーソンを押しのけてスタメンを奪っても何らおかしくない、世界屈指の実力者だ。
それだけに、獲得となればそれだけ苦労も求められるだろう。
ナポリの躍進もあって今季はその存在価値を更に高めただけに競争の激化は必至。
マンチェスターUやPSGがライバルと見なされているが、それくらいの競争を制することが出来るのが今のレッズだと信じたい。
ジョルジーニョに続いて昨年の夏から度々リバプールのターゲットとして名前が上がるのがシャルケのマイヤー。
既にターゲットであった昨年までは中盤の攻撃的な位置を中心にプレーする選手だったが、今季はアンカーの位置で覚醒。
リバプールにとっては更に存在価値が高まったと言ってよく、今季で契約満了とこのオフ最大のお買い得選手だろう。
173㎝と小柄でプレミアリーグのアンカーを務めるというのはやや酷になるが、高い攻撃性能を備えながらアンカーのポジションをこなすシャルケでのプレーを見るとその存在は非常に魅力的。
クロップのスタイルとの相性の良さも感じさせるだけに、最低限この夏オファーを出したい選手のひとりである。
また、アンカーだけでなくチェンバレンの長期離脱を受けて中盤の攻撃的MFの獲得の必要性も大きく高まっただろう。
コウチーニョが去った後はアイデアや創造性のある選手がいなくなっただけに、ラストパスや強烈なミドルシュートを備える選手などはひとりチームに加えたい。
そこでまず気になる存在として名前を挙げるのがPSGでくすぶり続けているドラクスラー。
高い突破力、そして高精度のシュート、アイデアも豊富な選手で個人的には是非ともチームに加えたいタレントのひとり。
3トップへの適正も十分であり、「最強3トップ」に何かあった時の代役として計算出来るのも心強い。
今の環境のまま来季もパリでのプレーを選ぶとは思えないだけに、獲得の難易度は高くない。あとはクラブの判断次第だろう。
ドラクスラーに関してはあまり報道も熱を帯びてないが、一方で昨年の夏から長きにわたって加入が噂され続けているのがモナコのレマーだ。
中々進展はないがクラブは常にその動向を追いかけているようで、レマー側も移籍をほのめかす発言を度々繰り返している。
モナコが「徹底抗戦」していることでモチベーションを落としたのか今季はややパフォーマンスが低調ではあるが、昨季見せたパフォーマンスを考えれば今こそチームに加えたいという感はあるだろう。
ドラクスラー同様にウィングでの起用も計算できる上に、現在のチームでは希少価値の高い左利き。
更にコウチーニョ退団でプレースキッカー不在というのもチームの課題だけに、彼が加入となれば数多くの課題解消につながるだろう。
スピードを武器とする点はサラーと同様クロップの元で化けそうな予感も漂う。あとはモナコが頑として譲らない莫大な移籍金を支払えるかどうか。強化部の腕の試し所と言えるだろう。
補強ポイント③ 「プレミア有数のCBの実力者」
ポイント①では世界有数のキーパーを、と書いたがそこまでとは言わずともセンターバックにももう一枚実力者を加えたい。
軽率なミスを繰り返すロブレン、クラヴァンは信用に足りず、マティプは怪我の問題が付きまとう。
リーグ制覇やCL制覇を狙うならファン・ダイクに頼りっぱなしのCBのセクションも改善ポイントとなるだろう。
もはや「世界有数」の存在ではあるが、まずはナポリのクリバリを推す。
195㎝という長身ながら足元の技術が高いという稀有な存在であり、近年のナポリの躍進は彼の存在あってこそ。
ナポリでやれることはすべてやった感があり、そろそろ次のステップとしてイタリアを出る可能性は高い。
世界中のビッグクラブが注目する選手であるが、そういった選手を引っこ抜くくらいの本気度が無ければリーグのタイトルは獲れるものではないだろう。
同じくイタリアからこちらはシーズン中に何度も名前が挙がっているのがラツィオのデ・フライ。
クリバリに比べるとやや評価は劣るが、彼もまたリーグ有数のセンターバックとして名を馳せる存在である。
現代型のCBであり、ラツィオでは3バックの中央からロングレンジのパスを操り攻撃の起点としても機能。
ファン・ダイクとは異なる技術の高さはチームの成長を更に促してくれる可能性が高く、新たな化学反応が期待出来る。
最大のライバルであるインテルが獲得レースは一歩リードとの噂が強いが、資金力やクラブのレベルではリバプールが数段上手なはず。
同郷のファン・ダイクの存在もある。決して高嶺の花ではないだけに何としても口説き落としたい存在だ。
獲得の現実味という意味では難しいが、スパーズのアルデルヴァイレルトを狙ってみるというのもどうだろうか。
丁寧な足元の技術、そして空中戦の強さはここ数年のスパーズ躍進の大きな支えだったはず。
しかし、今季は負傷離脱中にダビンソン・サンチェスが思わぬ急成長を遂げ立場が危うくなっている。
戦列復帰後も、大一番だったFA杯の準決勝ではサンチェスの後塵を拝しベンチで敗退を見届けた。
本人がこの状態からいち早く脱したいと考えているのであれば狙ってみる価値はあると言えるだろう。
クリバリ、デ・フライ、アルデルヴァイレルトとここまで挙げた選手は少し難易度が高すぎた感はある。
獲得難易度を下げたところでは、所属クラブの降格が決まり「契約の条件によって格安での移籍が可能」と言われているWBAのエバンスをピックアップする。
あまり目立たないが、正確なフィードとハードな守備を兼ね備え、WBAでは守備のリーダーとしてオールラウンドに活躍していた。
左利きというのも見逃せないポイントであり、彼がバーゲンセールで市場に出回るのであれば見逃すのはあまりに勿体ないと言えよう。
補強ポイント④ サイドバックのバックアッパー
シーズン前は層の薄さが懸念視されていた両サイドバックのポジションだったが
終わってみれば左サイドではロバートソンが、右サイドではゴメスとアーノルドという2名の若手が活躍して一年を乗り切った。
しかし、3名には失礼な言い方にはなるがリーグ制覇を目指して戦うとなればややネームバリュー的に心許ないかなという感は否めない。
ロバートソンの台頭によりモレノが退団濃厚と思われる左サイドには彼に刺激を与えるような補強を
そしてクラインを含めて全員がやや守備面で難ありという右サイドには、もう少し守備で計算の出来る選手の補強があってもいいだろう。
まずは左サイドから、クラブがまさかの降格という結果になってしまったサウサンプトンのバートランドを推す。
運動能力に優れ、ロバートソンとはタイプの異なるサイドバック。そして何といっても安定のセインツブランド(笑)
今年も誰かがセインツから加わるのではないかと予想してピックアップした側面は否めないが(苦笑)セインツでは5年のシーズンを過ごしただけに降格となればそろそろ新天地を選ぶ時期だろう。
また、国こそ異なるが同じように所属チームのケルンが降格となったヘクターを獲得するのではないかという噂も根強い。
上背があって中盤でのプレーも可能。事実ケルンでは今シーズン主にボランチとしてプレーした。
アンカーは難しくとも、チャンが退団となれば中盤で守備の仕事が出来る選手も少ないだけに彼の持つポリバレント性は魅力的。
選手として一時ほどの勢いはないが、移籍金を払って獲得する価値はまだまだ十分にあるだろう。
昨年から引き続いての紹介になるが、今や英国中のビッククラブが注目するセセニョンの存在はどうしても見逃せない。
その成長は留まるところを知らず、今シーズンはチャンピオンシップにて15ゴールという驚異的なスコアをマーク。
左SBという枠を超えて、今や英国一将来が有望視されている若手選手と言えよう。
補強に緊急性がないとはいえ、先行投資として多額の移籍金を積む価値はあるのではないだろうか。手は伸ばしておきたい。
左サイドに比べると、若手2選手にあまり蓋をしたくない右サイドバックに補強の必要性は見られない。
逆に、彼らの将来性を見込んでいっそクラインを放出するという選択肢も決して無くはないか。
その場合は対人守備には強いがポカの多いゴメス、守備面でまだ実力不足なアーノルドを補うような選手の補強を求めたい。
エバンスと同様、降格クラブのWBAからドーソンの存在を個人的には推す。
CBでもプレーが可能で、セットプレーでの得点力もあり、怪我に強い。控えにいると心強い選手のひとりだろう。
■総評
クロップが就任してからの3年間、いわゆる「ゲーゲンプレス」を軸とした彼のスタイルはすっかりリバプールでも代名詞となったが
同時に、時間をかけながら着実にクロップが理想とするスカッドが完成してきたと言えるだろう。
特に今シーズンは最前線にラストピースとも言えるサラーが加わりチームの攻撃力はまさに倍増。
課題だったディフェンスラインにもファン・ダイクという実力者を加え、守備の脆さもだいぶ解消されてきた感が強い。
その補強の成果がCL決勝進出と明確に結果にも現れたシーズンだったと言えよう。
来季はナビ・ケイタの加入も内定済みであり、いよいよ悲願のリーグ制覇へ向けて下地は整った。
それだけに今年のオフは、チームが抱えるいくつかの課題に対して「一発回答」出来るビッグネームの獲得を望みたい。
キーパー、そしてセンターバックはまさにそういったセクション。
リーグ優勝を狙うならもはや「将来性」や「化ける可能性も」などと言った選手は不要。
とにかく現時点でリーグ屈指の実力者となれるような選手の補強を求めたい。
セントラルMFの補強も同様のことが言えるだろう。
ジエリンスキ、セバージョスといった獲得の噂が根強い選手をリストから外したのはそれが理由。
本当にマンチェスターCを破って優勝を狙うのならば、求められるのは間違いなく欧州屈指の一流選手である。
マンチェスター勢のように今のリバプールはいくらでもつぎ込めるほどの補強予算はないが、配分としてはそういったビッグネーム獲得にほぼすべてを費やしていいだろう。
既存戦力で今シーズンは一年間リーグとCLを併用して戦ったことを考えれば、もうこれ以上選手層の拡充を考える必要はない。
本当に余裕があればもう少し前線のセクションも充実させたい所だが、残念ながらそこまでの資金力は備えておらず、現状ではスタメン11人のクオリティをとにかく引き上げるのが最優先だ。
2,3人のビッグネームをピンポイントの投資で吊り上げる。
容易なミッションではないが、リーグ制覇へ向けては強化部にも最高の仕事を求めたい。
また、同時に幾人かの選手をきちんと残留させるということも忘れてはならない。
あまりに異次元な活躍にサラーには既にR・マドリーが目をつけているという噂があり、一年で退団という結果だけは何としても避けなければならない。
また、ユベントスへの移籍が既定路線と言われているチャンも可能性がある限りは残留への交渉を続けたい所だ。
このように、チームが成長を遂げることでオフのライバルもいよいよ「メガクラブ」が相手になってきたという印象だ。
それも、今シーズンレッズが残した成績を考えれば納得と言っていいだろう。
資金力ではまだ差があれど、現在リバプールは欧州の中でもそういった立ち位置に足を踏み込もうとしているのである。
本格的に彼らに肩を並べるようなクラブになれるか否か。
資金力には限りがあるからこそ、その為にはこのオフの移籍の成否も非常に重要になる。
昨年はファン・ダイクへの違法な接触が露見し、夏の獲得を見送らざる得なかったことがリーグ戦の序盤の不振にダイレクトに響いた。
今年はそのような失態は絶対にあってはならない。
また、レギュレーションの変更でプレミアリーグだけ今オフからウィンドウがリーグ開幕戦の前に閉じてしまうのでそこにどう対応するかという点も各クラブで大きな差を生みそうだ。
それだけに、繰り返しになるが強化部がいかに最高の仕事を出来るか。
選手と同様に、彼らの「能力」が試されるオフとなる。

























