お疲れ様です!
ゲームミュージックDJ 200Gavasです☆
ゲームが大好きになるきっかけを作ってくれた
当時住んでいたマンションの近所の
駄菓子屋ゲーセン
立ってプレイするスタイルの筐体が3台置いてあり
そこでプレイしていたゲームは
「クレイジーコング」「フロッガー」「アミダー」
「クレイジークライマー」「ジャングラー」などだ
ただ駄菓子屋ゲーセンといっても
ゲーム筐体は店の横に置いてあり
開店と同時に筐体を荷台に乗せて
店のおばちゃんが移動し設置するお店だった
お店のおばちゃんの目に入りにくい構造
悪ガキ達はさまざまな方法で不正プレイを試みるのだった...
そこに集まってたのは小学校1年生~6年生くらいだが
たまに現れる中学生、彼らがゲームをしているところに出くわすと
「コレやってええで」とお金も取らずゲームをやらしてくれた
最初は嬉しかったのだが不思議だった
なぜ彼らは1プレイ50円のゲームを見境なく
そこに来る小学生にプレイさせてくれるのか?
もう1つ疑問に思っていたのは
彼らのポケットから出ている「針金」
ここに来る中学生は常にポケットから針金が出ていた
ある日、おばあちゃんから貰った100円で
駄菓子屋で早速ゲーム開始
その日は常連の姿はなく順番待ちせず遊んでいると
中学生が現れた
今日もお金を沢山入れて遊ぶのかなと横目でみていると
彼は針金を取り出し、先をコインと同じくらいの大きさに丸め
コイン投入口につっこんだ
ごそごそ針金を動かすと...クレジットが追加されていく!!
小学1年生の僕にもすぐに解った!
彼らはズルをしてゲームを遊んでいたのだと...
だから群がる小学生に無料で遊ばしたり出来たのか!
すると中学生は僕が見てるのに気が付いた
僕の方へ近づき
「お前も遊んだことがあるんやから黙っとけよ!」と言われ
言い返す事も出来ずうなずいた...
だが何かあったのだろう
ある日を境に中学生は全く現れなくなった
見つかったのか、場所を変えたのか解らないが
とにかく来なくなった
だが、この中学生には弟がいて
この弟が来るとまた中学生と同じような大盤振る舞い
その弟が持っていたのが
「カチンコ」である
電子ライターで火をつけるのに仕様する発火装置で
当時はガチャガチャの景品にもなっていた
こいつをコイン投入口でカチッとやると
なんとクレジットが追加されてしまう!
僕の母親はタバコを吸っていたので
このカチンコを容易に入手することができた
家でライターを分解し駄菓子屋ゲーセンに向う...
.....
だが使用することはなかった
駄菓子屋の孫が同級生だったこともあるが
そこのおばあちゃんには本当に良くしてもらった
ゲームをしてて門限を過ぎ
怒り狂った母親が登場したときも
このおばあちゃんは「私がサービスたんよ」と言って
母親をなだめてくれた
糸に付いてるアメがはずれなのに
大きい方をくれたりもしていた
お店に行くと「いつも○○と遊んでくれて、ありがとうねぇ」と
声を掛けてくれるおばちゃんを裏切ることはできなかった...
その後、駄菓子屋は居酒屋になり
ここでゲームすることはなくなった...
カチンコはもったいないので
学校でイタズラに使ってたら先生に見つかり
速攻で没収され、こっぴどく叱られましたw
昭和50年代のお話でした☆
最後まで読んでいただき、あざっす!!