お疲れ様です!
ゲームミュージックDJ 200Gavasです☆
僕が人生の中で最初に記憶に残っているオリンピックは
1984年のロサンゼルスオリンピックである
カールルイスが金メダルを個人で3個
柔道の斉藤選手が重量級で金メダル
なぜスポーツに興味がなかった少年が
このオリンピックを覚えているのか?
それは前年の1983年
ゲームセンターで猛威を振るっていた
このゲームがあったからだ
ハイパーオリンピック
100メートル、走り幅跳び、やり投げ、110メートルハードル、ハンマー投げ、走り高跳び
の計6種目で構成されたスポーツゲームの元祖!!
ポップやインストカードにはオリンピックの公式キャラも記載されていた
このゲームはとにかく連打が命!!
全ての競技において連打が高記録につながる!!
ので...
多くのプレイヤーが最初は爪でこすってボタン連打していたが
爪が割れる、血がでるなど負傷者が続出
なぜそこまでして戦うのか...僕は涙が止まらない...
しかしプレイヤーも怪我をしながらプレイし続けるわけもなく
100円玉やメダルを使ってボタンを擦りだした
だがこの行為でダメージをうけたのはボタンである
なんども擦られ真ん中が削れ
凹んでいるボタンは何度も目にした
そうなると店側もボタンを交換しないといけないので
出費も馬鹿にできない...
擦り禁止の張り紙が貼ってある筐体が現れ始めた
コインではボタンへのダメージが大きいため
ガチャガチャの丸いカプセルで擦るプレイヤーも現れたが
擦りはやめてください!の店員の一言で断念
そこに神聖のごとく現れたのが
鉄製の定規である!!
これを左手の親指でボタンの根元付近で固定し
右手ではじく!!はじきまくる!!!
その振動でボタンを高速連打!!
たまにプラスチックの定規を使う者もいたが
高らかな音とともに砕け散ることがしばしばあり
この光景を何度も目にすることになる...
なぜそこまでして戦うのか...僕は涙が止まらない...
これは僕らに限ったことかもしれないが
2人プレイも熱かった!!
2人で競争するのではない
連打担当、ジャンプ担当に別れてプレイする!
「おい!!ボタン押しすぎやろ!!」
「ジャンプ低いねん!!」
「連打遅いねん!!」
「ちゃんとタイミング合わせて飛べや!!」など
怒号が飛び交う阿鼻叫喚の世界が繰り広げられたw
連打さえ出来れば結構長く遊べたので
友達で集まっては小銭をだしあって遊んでました
ファミコンに移植された時は
競技が4種目しかなくて残念だったなぁ~~
最後まで読んでいただき、あざっす!!