「北欧の夢 ニューヨークの洗練 日本の情緒」 | 日々の記録

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日々の暮らしのこと、好きな家具や雑貨のこと、旅の思い出、大好きな北欧やイギリスのことなどを綴っています。

2012年春、長年住んでいた関東を離れて、沖縄で暮らしはじめました。





先々週の土曜日、神奈川県相模原市にある女子美アートミュージアム

「北欧の夢 ニューヨークの洗練 日本の情緒 脇阪克二テキスタイルデザインの世界」

という展覧会を観に行きました笑顔1


(いつも記事を書くのが遅く、リアルタイムで更新することができません・・・汗

 この展覧会が6月29日までなので、早く更新せねば・・・と思いつつ今日に・・・)


北欧デザインや雑貨、cafe、音楽などを、いつも独自の視点で素敵に紹介されている

bowleggedさんのブログ で、この展覧会の記事 を読んで、ぜひ行きたい!!と・・・


テキスタイルデザイナー脇阪克二さんの世界を堪能できる、とても素敵な展覧会でしたclover*



↓ 展覧会入り口です。





展覧会では、脇阪さんのデザインした布や、手書きによるデザイン原画を見ることができました。

(撮影禁止だっため、館内の写真はありません・・・)


脇阪克二さんは、1968年にフィンランドへ渡り、マリメッコ社へ入社、テキスタイルデザインに関わり、

その後1976年にニューヨークのジャック・レノア・ラーセン社に移られます。

帰国後はワコールインテリアファブリックの仕事をされながら、様々な製作に取り組んでいらっしゃいます。


(脇阪さんは、フィンランド・マリメッコ社の色鮮やかなプリント布に夢を見て、

 5枚のテキスタイル図案を履歴書代わりに、日本を旅立つことを決めたそうです)


今回の展覧会のタイトル、「北欧の夢 ニューヨークの洗練 日本の情緒」というのは、

まさに脇阪さんのテキスタイルデザインの世界を表現しているなぁ・・・と思いました。


フィンランド、アメリカ、日本でそれぞれデザインされたテキスタイル・・・

そこで表現されていること・・・ 

デザインの力や魅力が伝わってくる、素晴らしい作品の数々でした。




↓ お土産に買ってきたものたち♪☆





脇阪さんデザインのてぬぐいと、長久堂の和三盆こんぺいとうこんぺいとうこんぺいとう

「517 629」という数字は、この展覧会の開催日です。(5月17日~6月29日)


このてぬぐいも和三盆も、現在、脇阪さんがテキスタイルデザイナーをなさっている、

日本の文化をテーマにした地下足袋や着物のお店、SOU・SOU のものです。


このSOU・SOUというのは、日本人が良く使う「そう、そう」という言葉からきているそうです。

HPを見ると、とても素敵なコンセプトのお店だなぁ、とclover*


脇坂さんのテキスタイル → 


また、記念日などを入れることができる、長久堂×SOU・SOUのオリジナル和三盆も注文できます → 



↓ てぬぐいを入れてくれた袋もかわいかったです笑顔1 (脇阪さんデザイン)




↓ 夫が選んだ絵ハガキ象 (私もこれが欲しいと思ったので、うれしかったです)




↓ 脇阪さんの記事が掲載されているku:nelもあったので購入。




↓ 家に帰って、じっくり中を見て・・・・




思わず、やったぁ!ハートと言ってしまいました。


なぜかと言うと・・・


この展覧会で、一番感動したもの・・・脇坂さんが描いた葉書が掲載されていたからです。


脇坂さんは1990年から今まで18年間、毎日一日も欠かさず、葉書に絵を描いて

奥様宛に送っていらっしゃるのです・・・ (葉書の下に日付が入っています)


毎日葉書に絵を描き、散歩の途中でポストへ投函するのが日課だそうです。

(自分で自分宛に出すのも変だな、と思い奥様宛にされているそうです

・・・とku:nelの記事に書いてあり、展覧会では、奥様が、寮暮らしをしている

息子さんに葉書を出すのを見たのがきっかけ、と説明されていました)


この葉書の実物が、今回展示してあったのです。


ほとんどの葉書が積み重ねられていたので、一部のデザインしか見ることはできなかったけれど、

一枚一枚が本当に素晴らしく、これが毎日ポストに届いているなんて・・・(現在も続いているそうです)



葉書を目の前にして、感動ぽわわん*ピンク



フィンランド、ニューヨーク、日本・・・それぞれの場所で生まれたテキスタイル・・・

毎日、脇阪さんのお家のポストに届く葉書・・・



素晴らしいものに触れ、たくさんの感動に出会えた一日でしたclover*