過去のアクセス状況を拝見していて、「翻訳の仕事」そのものに興味をお持ちの方も結構おられるように感じましたので、今日はフリーランスになる方法やその道筋について、話をしてみたいと思います。

 

よろしければお付き合いください。

 

私は翻訳者になる前まで高等学校や専門学校で英語教員をしていました。

 

世間の多くの方々と同様、いわゆる「サラリーマン」として仕事をしていたわけです。

 

そんな私がフリーランスとして仕事を始めるに当たっては、いろいろと大変なことがありました。

 

それ以前はそもそも、人に使われて仕事をする方が「楽」だというのもありました。

 

その場合、もちろん自分の思う仕事ができない、つまりやりたくない仕事を任されることも多いわけで、それはそれで不満なども生じるでしょう。

 

もともと私は昔から言葉を扱う仕事に就きたいと思っていて、遅まきながら2015年に翻訳者としてのキャリアをスタートしました。

 

ですが、この仕事は黙っていてもどこかから仕事が降ってわいてくるわけでもなく、そこでどうすればいいか考えました。

 

ですが、翻訳者としての公的な資格は存在しません。そこで、ネット等を参考に、いくつかの方法を思い付きました。

 

① 英語関連の資格を取得する 

② 翻訳者養成所に通い、そこで実力を認めてもらいデビューする 

③ プロの翻訳家に弟子入りする 

④ コンテストに応募し、翻訳者としてデビューする

⑤ クラウド経由で翻訳の実績を積む 

⑥ 翻訳会社のトライアルを受ける

 

①については自身のプロフィールにも書いていますが、いくつか取得しました。これはこれでなかなか大変でしたが、即仕事に結びつくことはありませんでした。

 

ただ、翻訳者としてのキャリアをスタートするにあたり、「最低限の英語力と日本語力」は身に付いたと今は感じています。また、TQEについては取得後2年経って仕事の打診がありました。

 

②については、かなり昔ですが通信教育(Ameliaなど)を受けたり

 

 

、大阪の翻訳学校に通ったりしましたが、やはり仕事に直結することはありませんでした。(このときはジャンルを問わずいろんな講座を受講していました)

 

③については、今どき古すぎる? ということでやりませんでした。

 

④については、本当にいろいろ応募しました。分野もさまざまで、フィクションやノンフィクション、雑誌記事など各種コンテストに応募しました。

 

しかし、残念ながら、2次選考あたりまでは進めても最終選考まで残り受賞することはなかったです。

 

当時、The Daily Yomiuri主催の翻訳コンテストで何度か優秀賞や佳作に選ばれたことはありますが。当時の新聞記事(自分の受賞作品が名前入りで掲載されたものが送られてきました)は、今も景品の読売新聞社特製の図書カードと共に記念として大切に保管していますニコニコ

 

⑤については、2015年から数年ほど、いくつかのクラウドソーシング会社を通じて仕事?をしていましたが、報酬の方はほとんどの場合問題にならないくらいペイしませんでした。良い経験になったとは思いますが。

 

⑥ですが、結局はこれが正解でした。とにかく受けまくりました。最初の頃は書類選考こそ通過しましたが、採用にはなかなか至りませんでした。それでも根気よく続けているうちにほとんどの翻訳会社に登録できるようになりました。

 

そして、2年ほど前までに比較的レートの良い翻訳会社2~3社に絞り仕事を受注できるようにまでなりました。

 

お陰で今は向こうからの依頼を待つだけでいい状態になっています。

 

こうなると、自分から仕事を探す必要もなくなりますので、(つまり、サラリーマン時代と同じ状態ですが、「好きな仕事」という点が大きく違います)一つ一つの仕事に集中でき、「結果」を残せれば次の仕事につながるということになります。

 

ここまで来るのに5~6年はかかったでしょうか。長い道のりでしたが、今はこの状態に満足しています。

 

それまで紆余曲折を経てつかんだポジションですので、今後も「生涯現役」をモットーに日々邁進していきたいと思っています。

 

こんな平凡な私でも、続けていれば道は開けるものだとつくづく思います。ですので、翻訳を目指しておられる皆さんも少しずつでもいいのでいろいろ手を尽くして頑張ってみてください。

 

長々とお付き合いくださりありがとうございました。

 

これから翻訳を目指す方々に少しでも参考になれば嬉しいです。

 

では、また。