最近、過去の記事の中でかなり以前に書いた「英語の資格」をいまだに読んでくださっている方々がいらっしゃることに気づきました。
英語や翻訳の資格にもいろいろありますよね。英語関係の資格だと、英語実用検定、TOEIC、TOEFL、IELTS、翻訳関係の資格だと、JTFほんやく検定、知的財産翻訳検定、翻訳実務検定(TQE®)、JTA公認翻訳専門職資格試験などがあります。
ただ、私が取得した資格についてはプロフィールにも書かせていただいていますが、長年翻訳者を目指してきた私にとって、いわゆる「資格」はあまり関係ないもののように思います。
というのも、翻訳の仕事(英日翻訳を中心に考えています)を得るのに英語の資格が直接役に立つことはあまりないからです。
確かに翻訳の仕事を得るには、まず基本的な英語力は必要です。というか、それは当たり前のことなのです。
その上で、英→日にどう変換できるかが大きな問題となってきます。そこで、翻訳会社に登録しようとすると、一番に聞かれるのが「過去の実績」です。
翻訳会社は通常、応募者に履歴書と職務経歴書の提出を求めた上で、必ずと言っていいほどトライアル課題を一定期間内に訳して提出するよう求めます。
その結果を見て、いわゆる合否を決定し、採用するに際して条件提示をした上で、双方合意のもと契約を交わします。
先にご紹介した英語関係の資格、実用英語検定、TOEIC、TOEFL、IELTも確かにそれぞれの目的に応じた役には立つのだと思います。
例えば、実用英語検定なら、大学入試の際、大いに役立つでしょうし、TOEFLやIELTなら留学の際大いに役立つものと思います。また、TOEICなら企業の採用の際、自身の点数の提示を求められるかもしれません。
なので、こと翻訳者を希望するなら先ほどご紹介したJTFほんやく検定、知的財産翻訳検定、翻訳実務検定(TQE®)、JTA公認翻訳専門職資格試験のいずれかを取得するのが近道と言えそうです。実際、私もそうしました。
つまり、あくまでも「それぞれの目的に応じて」ということが大切です。
その意味で「英語の資格」を読んでくださるのはありがたいのですが、私の場合は翻訳者になるための必要な資格取得を目指してきたということになります。
なので、以前書いたこの記事が期待外れに終わってしまっている方もきっと多いのではないかと思い、書かせていただきました。
ただ、「英語を学ぶ」ことには人によって自分の英語力を純粋に試してみたいとか、もっといろんな目的があるのかもしれませんね。
皆さん、それぞれ目的は違うのかもしれませんが、ともに頑張りましょう!
では、また。