今は、書籍翻訳を中心に活動していますので、できればこれからしばらく、この件についてお話していきたいと思います。お付き合いいただけると幸いですが、今、3冊目で話が長くなりそうですので、回を分けて順にお話していきたいと思います。

 

まず、きっかけですが、一昨年末の12月に契約会社から連絡があり、「書籍の翻訳の企画があるのですが、トライアルを受けてみませんか?」というお誘いをいただきました。

 

この本(上)(下)はすでに出版されていますので、一応ご紹介しておきます。ご興味をお持ちいただけましたら是非手に取っていただけると嬉しいですニコニコ スピリチュアル系の書籍でファンの方以外にはあまり馴染みはないかもしれませんが、私にとっては大きなチャンスだと思いエントリーすることにしました。

 

選考方法は、冒頭5ページほど(約3000~4000words)を試訳し(少額ではありますが選考に漏れても代金は支払われます)、適任者を選ぶというものでした。後にお聞きしたところ26名の方がエントリーされたとのこと。もちろん訳者は1名です。

 

ただし、今回は下訳者として書籍には「翻訳協力者」としてクレジットされるという条件でした。

 

提出には3日ほど(急いでおられたのか結構短い)いただけたと思いますが、かなり集中して訳文を作成した記憶があります。私としては何としてもこのチャンスをつかみたい一心でした。特にスピリチュアル系の書物が好きなわけでも得意としているわけでもなかったのですが、ただ、新しいものへの興味・関心は常に持っていますので、必死に取り組みましたあせる

 

それから1週間ほどして「試訳拝読いたしました。結論として〇〇様を今回下訳者として採用させていただくことに決定いたしました」との連絡があり、そのときは信じられない思いがして天にも昇る気持ちだったのを覚えています。

 

こうして、実際の作業が始まるのですが、その前に書面による契約をします。大まかには、納期や報酬額、出版に至るまでのプロセス(翻訳⇒分納[1カ月ごと]⇒FB(フィードバック)⇒最終納品⇒編集、校正、監修等⇒献本(3冊)⇒出版)等が書かれた契約書に電子印鑑を押印して提出しました。

 

こうして無事2023年8月と10月に出版されましたのが上記の書籍となります。確か、私が下訳を納品してから4か月後の出版だったと思います。その間に翻訳者の佐野さんが手を加え、校正・編集・監修といくつかのプロセスを経て出版に至ったのだと思います。

 

結構長くなってきましたので、今日はこの辺にして、次回は具体的に翻訳の中身について少しお話しできればと思います。

 

本日はここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。もし少しでもご興味をお持ちいただけたようでしたら、次回以降もごらんいただけると嬉しいですニコニコ

 

では、また。