一緒にいることが 結構つまらない
互いに感じ始めてるんだね
いつもの窓から 見える星灯りさえ
ロマンチックに見えなくなった

たったコーヒーカップの事でも
朝が来るまで語り合えたよね
ひとつのベッドで しっかり寄り添い
確かに愛は輝いてた

いつからだろう 俺の部屋には
君のドレスやコートが置かれた
白いエプロンが かけられたDKで
俺は自然に暮らしを味わった

愛情・・それは何?
愛情・・淋しがりや達の残酷なメロディー



一人が淋しいからこそ二人になったけど
二人になったら窮屈になるのかい
愛ってやつは なんて身勝手なもの
そう考えたら あまりに悲しくて

愛してるような気がする だけど
愛してるだなんて とても言えないんだ
優しくされれば されるほど
なぜか 罪の重さを感じてしまう

だからと言って 嫌いな訳じゃない
むしろ 失いたくないほど 愛しくて
だから 君の幼い少女の微笑みが
俺に不安を叩きつけてくるんだ

愛情・・それは何?
愛情・・淋しがりや達の残酷なメロディー



「どこから どこまでが真実なの?」って
君はいつか問いかけてきたよね
「すべてが すっかり真実だよ」って
そう答えたら 君はただ泣いてた

恋と愛と暮らしと男と女
愛の形は やっぱり変わってゆくもの
そいつを わかりたくない俺は愚か者
いったい幾つさよならを言えばいいのか

パークハウスは 今日もどしゃ降りの中
雷雨に打たれ 二人の愛は死んだ
光っては砕け散る 俺達の愛は
最後の最後まで真実さ

愛情・・それは何?
愛情・・淋しがりや達の残酷なメロディー
舌を噛み切った からみ合う唇の中
二人はよじれ合い 激しく揺れていた
震える流れる 青白い肌 ひきよせても
ひきよせても届かない 溶けてゆく
無数の汗 心と躰を流れてゆけ


愛は潜水艇のように 苦しみをもぐり
激烈な痛みが こめかみを突きぬけた
時は過ぎ 夜を越え凍りつく 愛の海
深く深く沈みゆく 堕ちてゆく憎しみに
息が絶えるまで 俺を抱け



俺たちは互いに 愛を戦った
焼け焦げた魂は 灰色に立ち昇り
とぼとぼ とぼとぼ死んでゆく
こわれた破片は 風に舞う ひき潮の
うねりの中 ふたつの手首よ 赤く染まれ



かすかに触れ合う 力果てた指先
導かれるように 静かに瞳を閉じた
ゆるやかな呼吸は 首すじをすべり
衰弱の闇へと色あせてゆく 果てしない
大気の中 くち果てるまで重なってゆけ
真実の裏側で
むごたらしく焼き捨てられ
愛が御仏の前で 密やかに忌まわしく
我 情念の炎に死なん

さびしげに眠りに落ちても
すがた哀れみ命を 落としても私の正義は
愛の河川をすさまじく流れ
今 女神の子宮に宿る

猛りよどめく幾千万の星
駆け巡る銀河の下

決して勝ち誇り
そびえ立つ邪悪に恐れてはいけない
全て私から何もかも奪ってかまわないから
あきらめないで生きるのだ
今 君の瞼に くちづけた



蒼白い月沈めば やがて苦おしき心に
何人にも朝の光 駆け上がれ
けたたましく
名も無き明日への不安へ

世を偽り 世に捨てられ
遥か見知らぬ異国で生き倒れ
餌食になりとて 飲み込め無言の
悲劇の人生など ささやかにただただ祈れ

猛りよどめく幾千万の星
駆け巡る銀河の下

決して勝ち誇り
そびえ立つ邪悪に恐れてはいけない
全て私から何もかも奪ってかまわないから
あきらめないで生きるのだ
今 君の瞼にくちづけた