長年、中森明菜のファンをやっていたけど、抵抗感あって聞くのを避けていたアルバム。
でもこないだのSONGSでI LOVE YOU歌ってるの聞いたら妙にしみたので、思い切って借りてみる。
思ったよりもずっと良かったです。
それまでの歌姫シリーズにはない、枯れた明菜さんが楽しめました。
発売当時は、そのカラっとした感じ(悪く言えば声が出てない)明菜に少なからずショックを受けたので、嫌悪感さえ感じていたけど…。
もう年取って、昔みたいな執着もなくなってきたのかもしれない。ただ単に、やる気なくてこんな歌唱だったら嫌だな~とか、明菜さんの性格を知っていると複雑な思いを抱いたりして。
amazonのレビューにも書いてあるけど、一曲目の私は泣いていますには意表打たれた。
そうか、こういう歌い方できたか~と。意外とドスの聞いた感じで、でも情念とは違う…フォークって感じ(どんなだ
曲が変わるごとに声質が変わるので、聞いていて飽きない。
本当にいろんな声を持っている人だなーと、改めて感心しました。
低い声、高い声、裏声、地声。伸びやかな声、枯れた声。
本当に引き出しが多い。
さよならをするために、は最初変わった歌い方だなあーと思ったけど、聞くほどに好きになる。
個人的に22才の別れから冬が来る前に、2曲がとても好き。
22才の別れは、詩の良さに感激。その残酷ともいえる別れ歌を淡々と歌う明菜。
こういう男を突き放した歌は、ほんとに上手いですよね…この人。
冬が来る前には、前曲の湿った歌い方とはうって変わって、さらっとファルセット。
サビのファルセットはとてもインパクトがあります。
無縁坂、は歌姫1の頃の明菜に歌ってほしかったかな~と思う。
あの頃なら、もっと情念たっぷりに歌えただろうなっていう、ちょっとおしい歌唱。
2のほうもいいアルバムみたいだから、聞いてみよう。