たのしいゲイせいかつ
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こんないいアルバムだったっけ? これ。

それがこのアルバムを久々に聞いて抱いた印象。

アルバムにはイヤホンで聞くとよく思えるアルバム、音響のいいコンポで聞くのがいいアルバム、二通りあると思う。

ソラノスフィアは多分後者のアルバム。アルバム全体の空気感というか、音の粒だった良さというか、音の悪いワイヤレスイヤホンなんかで聞いちゃダメだ。

本人による全曲解説がネットにあることを知らず、改めてそれを見ながら聞くと新たな発見が。

鏡の国ってほぼシンセの音のみなんだなって今更知ったり。とても本人も言ってるように全然無機的じゃなく有機的な音。面白いなあ。

個人的に好きなのは印象〜at edenまでの幻想的な流れ。ノルブリンカにASA-CHANGが参加してるのを知って、意外な組み合わせだなあと感じたりして。裏でポコポコ買ってる音に耳を傾けたり。たぶんこれがASA-CHANGの叩いてる音だよね?

それにしてもファンの間でも評判のいいLhasaはコンポで聞いても本当にいい曲。解説を読んで、聞いたことのない色んな楽器が重ねられてることを知って、はえ〜てなったりして。この一曲だけ空気感が異質。

個人的にはAt edenが昔から大好きなんだけど、コンポで聞くと新居昭乃の声にベールがかかったような、耳で囁くような感じがこの曲の良さを引き立ててるなあと気づかされる。解説でもミキサーの方がどう聞かせるか悩んだらしいですが、そのミキサーの苦悩のおかげでこの神曲ができたと思うと、ミキサーの方に感謝を捧げたい気分。新居昭乃さんの編曲もシンプルで好き。

だいたいAt edenまで聞くともう全部聴き終わったような満足感で聞くのやめちゃうけど、改めて聞くとラストの太陽の塔が意外といい曲。トラーン、トラーンて口ずさみたくなる。

このアルバム出てからもう13年かあ…13年経っても飽きずに聴けるアルバムってなかなか無いし、新たな発見のあるアルバムってのもないよなあ。いやいや、いいもの聞けた。