Ken's BarIII | たのしいゲイせいかつ
Ken’s Bar III/Sony Music Labels Inc.

¥価格不明
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Ken's BarIII、久々のカバーシリーズ。
本人の路線迷走とともに、カバーシリーズにも迷走の余波が…。
Ⅱの浜崎あゆみカバーとかもそうだけど、この人の現代曲カバーはちっともよくない。
特に、邦曲。Ⅰのone dayはよかったのに、今回のいとしのエリーはダメ!
同じ桑田の曲で、どうしてこうも出来が違うのだろう。歌唱法の変化かな?
すごく、今まで以上に喉で歌ってる感じで…年取ったからかな。腹からもっと声出してほしいよ。昔はファルセットでもモット迫力があったのに。
「Virtual Insanity」とか、どう考えても堅ちゃんに嵌ってるはずの曲がちっとも良くなかった。あの歌い方はないよ~。全然ダメー。

でも、意外によかったのが「切手のないおくりもの」。
なんていうか、三丁目の夕日に流れてきそうな曲だけど、素直によかった。
過去の曲で言うと、大きな古時計路線かな。
この人って、こういうノスタルジックな曲が本当に良く似合う。
古き良き昔を、素直に体現できる。ジャズ路線とか、もっと歌えばいいのに。
上で三丁目の夕日って言ったけど、大阪万博とか、今の若い自分みたいな自分からすると
「ホントにそんな良い日本あったのかよ」とひねくれたくなるのを、素直に「ああ、いい時代だったんだろうなー」と思わせるような、そういう表現力(復刻力?)が平井堅にはある。
ちょっと出来すぎてて、嘘くさく思えるくらいに、穏やかで優しかった、あの頃。
そんな底抜けのちょっと芋臭い「味」のある感覚が、平井堅の歌声には宿っている。…気がする。
あ、「やつらの足音のバラード」も結構良かった。これは例えるなら「キミはともだち」路線かな。本当はR&Bより牧歌的な曲のほうが好きなんだろうなあ、この人。
「順子」もよかった。これはアレンジがとっても良かった。編曲した人がいいんだと思う。

「KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG」はⅠの「見上げてごらん夜の星を」みたいに、昔のロバータフラックの歌声と、平井堅の歌声がデュエットするという、粋な演出。
どっちかというとローリンヒルがカバーした歌い方に似てるかな、平井堅の歌声。
でもこれはまあまあ良かった。「Virtual Insanity」がダメすぎて不安だったけど、ホッと一安心。
にしても「Virtual Insanity」は、なんであんなにあってなかったんだろう。
中森明菜には中島みゆきがあってるだろう、と思ってカバーしたらそうでもなかった、みたいな感じで、意外と違うタイプの歌手なんだろうね。(ちなみにユーミンの魔法の鏡はすげー嵌ってた)
そういや原曲の人は、地声が高くてファルセットっぽいけど、腹から声出してたなあ。

いきなり冒頭の曲に戻るけど「家族になろうよ」は最悪。
上で、牧歌的な曲はあってるとか言ったけど、現代の曲になるとてんでダメ。
単純に曲も良くないけど(笑)いまどきのJ-POPはダメなんだな。本物の、上質な音楽しかこの人には合わない!
「WE’RE ALL ALONE」はⅠの洋楽カバーみたいで、ダダ嵌り。これは絶対に外さないでしょうーって感じ。「Love Is Blind」は堅の発音がとってもネイティブ風で、英語上手くなったなーと感心。外人の彼氏でもできたのかな。まあ、声張り上げるところで思いっきし「ラバー!!(ゴム)」って言っちゃってたけど。
「タイミング」は思ったよりはよかったけど、でもホントこういうカバーはやめて…。イメージが壊れるから。

ほぼ全曲レビューになってしまった。
因みに自分はTSUTAYAでレンタルしたので、DVDついてなかった。
でも「少女A」は聞きたいなあ(笑)どんなノリで歌ってんだろう。ゲイバーのカラオケみたいに歌ってんのかな。この曲に限っては椅子になんか座らないで、あの振付で踊らないと堅ちゃん!
じれったいーじれったいー♪(腕ぶんぶん)

因みに分からない人のために
↓少女Aの動画w