「言葉の遣い方」 | リズム & ブルース・リー

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雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

金曜日、勤め先にて・・・

 

 

20代の男性社員が、派遣で来ている20代女性のデスクの上を見て、こう言った

 

 

 

 

男性社員 「○○さんって‘ズボラ’なんですか?」

 

 

 

 

派遣女性社員 「えっ?なんでですか?」

 

 

 

 

男性社員 「机の上のカレンダー・・・ずっと四月のままだから」

 

 

 

 

たまたまこの会話を聞いてしまった私は、お昼休みに男性社員と話した

 

 

 

 

私 「女性に対して‘ズボラ’って・・・なんでそんなことを言うんだ?」

 

 

 

 

彼の説明によると、カレンダーのことばかりではなく、この女性の仕事の進め方そのものに、以前から何か思うところがあったようだ

 

 

 

 

・・・それにしても‘ズボラ’はない

 

 

 

 

仕事のことなら、キチンと彼女に伝えればそれで済む

 

 

 

 

ただ単に、机の上のカレンダー‘四月のまま状態’が気になるんだったら

 

 

 

 

(↑そのままだって、彼女の勝手というものだ・笑)

 

 

 

 

私ならこう言う(‘四月のまま状態’でも気にならないから絶対に言わないけど・笑)

 

 

 

 

「四月に、何か忘れたくない思い出とかあるの?(笑」

 

 

 

 

↑大したことないセリフで失礼(笑

 

 

 

 

もちろん、彼に‘悪気’はない

 

 

 

 

だからこそ、言葉を大切にしなければならないんだと思う

 

 

 

 

人と話していて、時々‘あ~、私の言葉は無力だ’と感じる

 

 

 

 

でも、コミュニケーションの手段として言葉を放棄出来ないところに・・・

 

 

 

 

ジ・レ・ン・マ..._φ(゚∀゚ )アヒャ

 

 

 

 

反対に自分の気持ちが言葉を通して相手に伝わった時には、単純な喜びがあるよね

 

 

 

 

突然ですが・・・

 

 

 

 

‘人をけなす言葉’または‘相手を貶(おとし)める言葉’は、後から後から開発([E:sign02])されるのに

 

 

 

 

‘人を誉める言葉’の進化は止まっている気がしませんか?

 

 

 

 

ゴマすりでもお世辞でもなく、相手を誉める言葉

 

 

 

 

電車に乗っている時、そんな言葉を考えています(笑

 

 

 

 

まだ見つからない(笑

 

 

 

 

‘誉め言葉’とは意味合いが違うんだけど

 

 

 

 

自信を持って人に言える言葉を、私は1つだけ知っている

 

 

 

 

英語 「thank you(サンキュー)」  韓国語 「カムサハムニダ」

 

 

 

 

中国語 「シェィシェ」 ドイツ語 「danke(ダンケシェーン)」

 

 

 

 

海外へ旅行に行くと、彼ら(外国人)はいつも、どんな時でも、些細なことでも

 

 

 

 

自分が人から何かして貰った時には必ず「ありがとう」と言う

 

 

 

 

個人的な話で申し訳ないが、父の命があと少しで無くなってしまう間際

 

 

 

 

本当に最後の最後

 

 

 

 

病院のベッドの周りに集まって泣いている、私たち家族に向かって父は言った

 

 

 

 

「ありがとうな」

 

 

 

 

私たちは父に言った 「こちらこそ 今までありがとう」

 

 

 

 

電車に乗っている時、相手を誉める言葉を考えているんだけど

 

 

 

 

「ありがとう」を越える言葉を、私はまだ見つけられないでいる

 

 

 

 

言葉は大切だ

 

 

 

 

拙い自分のブログを読んでくれている人たちに、私はいつも「ありがとう」だ