「魅惑のタイランド ③」 | リズム & ブルース・リー

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雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

「小さなウソと商売熱心さ」

 

 

ワット・ポー(寺院)へ行った時のこと

 

 

 

 

入場口近くを歩いていたら、見るからに‘もってんどぉー’的な

 

 

 

 

身なりの良い華僑さんに声をかけられた(with 笑顔)

 

 

 

 

「どこへ行くの?」

 

 

 

 

「ワット・ポー」

 

 

 

 

「あぁ・・・残念だっ この時間、ワット・ポーはお休み ラマダンだ」

 

 

 

 

(キタキタ 香ばしいお話です・笑)

 

 

 

 

寺院の休み 改修工事でもしていれば話は別だが・・・

 

 

 

 

ラマダンってナニ?‘断食’ってこと?

 

 

 

 

小乗仏教にも断食はあるんだろうけど、一般の人が見学を許されてる寺院で

 

 

 

 

僧侶が断食中だから入場を断るなんて、そんな話は聞いたことがない

 

 

 

 

※ちなみにイスラム教の義務の1つであるのは‘ラマダーン’

 

 

 

 

断食ってことではなく(断食はするんだけど)‘月の名前’が正確な意味

 

 

 

 

この男性に声をかけられる5分前、別のタイ人にも声をかけられていた

 

 

 

 

彼の話を要約すると・・・

 

 

 

 

‘今日はラマダンなので観光客はお寺へ入ることができない。でも私と一緒なら入場が可能だ、私が案内する’

 

 

 

 

どんだけラマダンが好きなんだろうか?(笑

 

 

 

 

この人たちの言うことは、ぜーんぶウソ(笑

 

 

 

 

冒頭の華僑さんの話に戻ると・・・

 

 

 

 

「寺が再びオープンするのは午後になってからだ。それまでの時間、私が経営している‘土産物屋’で買い物をしないか?なんでも安くする。ほらっ!トゥクトゥクが来た!(←グッドタイミングでトゥクトゥク登場!もちろんこのドライバーも‘グル’)私の店まで行くなら、運賃が安くなるように交渉してやろう」

 

 

 

 

そのあと、華僑さんは私に言った

 

 

 

 

「ところであなたはナニ人だ?」

 

 

 

 

おいっ(笑

 

 

 

 

「日本人だ」と答えると

 

 

 

 

「えっ台湾系タイ人かと思った」

 

 

 

 

くっそぉー・・・・・・(笑

 

 

 

 

私が‘台湾系タイ人’に見えたのは、何も私の容姿のせいばかりではないと思う(笑

 

 

 

 

海外へ旅行する場合、私は往路の荷物を減らすために

 

 

 

 

必要な服以外は持っていかない(特に暑い国へ出かけるのならなおさらのこと)

 

 

 

 

服は現地購入 現地着用

 

 

 

 

帰国する時は、その国で購入&着用していた服が、そのままお土産にもなるでしょ?

 

 

 

 

合理的(笑

 

 

 

 

生活必需品も同じようなもので、訪問国独特のデザインは素敵だったりもするし やっぱり現地購入

 

 

 

 

もともと‘これじゃ~なきゃダメだ&嫌だ’みたいなコダワリはない方なので

 

 

 

 

野村ノートの‘こだわりや固執は進歩を阻害する’を実践する形になっているワケです(笑

 

 

 

 

可能ならばパスポートと現金とカードだけ持って、あとは手ブラで海外へ行きます

 

 

 

 

↑何度か実行してみたけど、なんの支障もなかった(笑

 

 

 

 

着ていた‘服’のせいですよっ!台湾系タイ人って言われたのは(笑

 

 

 

 

でも、もしかしたら・・・と思う点は

 

 

 

 

華僑さんやタイ人がイメージする日本人って

 

 

 

 

白い 華奢な体つき 大人しい そして日本の服を着ている(ユニクロ可・笑)

 

 

 

 

その時の私は・・・

 

 

 

 

黒い ゴツゴツ(ガタイ) ベラベラしゃべりまくる そしてタイの服を着ている

 

 

 

 

=台湾系タイ人 そう思われても仕方ない それならあきらめる(笑

 

 

 

 

ひと通り華僑さんの話を聞いたので

 

 

 

 

「じゃ、ワット・ポーへ入場するから、さようなら」

 

 

 

 

「い い 行かないのか?ラ ラ ラマダン 土産物屋へは行かないのか?」

 

 

 

 

歩き出してしまえば、もう追いかけては来ない華僑さんでした(笑

 

 

 

 

観光スポットの周りには、小さなウソをつく商売人がいることをお忘れなく

 

 

 

 

また、こんな例もあります

 

 

 

 

ニコニコ顔で近付いてきて

 

 

 

 

「500円硬貨を持っていますか?私は趣味で日本のお金を集めています。この100円硬貨5枚と、あなたが持っている500円硬貨を交換して下さい」

 

 

 

 

その人が提示した100円硬貨

 

 

 

 

どう見ても‘ニセモノ、偽造硬貨’(笑

 

 

 

 

「今まで、硬貨を交換してくれた日本人が書いたものです」

 

 

 

 

彼は雑記帳ノートを広げました

 

 

 

 

‘こいつは詐欺師だから信用するな かつや’

 

 

 

 

‘どう見ても偽物100円玉 ルリ’

 

 

 

 

‘この近くは この手の人が多数出没 要注意 タロー’

 

 

 

 

「どうよ?オレって日本人に信用されているだろ?」

 

 

 

 

自信に満ちた笑顔を崩さない100円玉男

 

 

 

 

ノートと100円玉男の顔を交互に見て・・・

 

 

 

 

私は(・∀・)ニヤニヤが止まらない(笑

 

 

 

 

憎めないんだよねぇ~こういう人(笑

 

 

 

 

タイは「微笑みの国」

 

 

 

 

経済発展を遂げ、バンコクは東京と変わらないと言う人もいます

 

 

 

 

あの自然な、硬くなっていた心がフワァ~と解けてしまうようなタイ人の笑顔も

 

 

 

 

チェンマイやイーサンなどの田舎へ行かないと、もう見られないのかもしれません

 

 

 

 

‘ニコニコ顔で近付いてくる人には注意が必要’なのは、どこの国へ行っても同じこと

 

 

 

 

スマイル0円、ニコニコ顔にはさらにニコニコ顔で答える余裕も欲しいところです(笑

 

 

 

 

タイの話、まだ続きます(笑