肺がんサロン 終了しました | 櫻 夢見つつ

櫻 夢見つつ

肺がんの治療中、願っていたのは大好きな櫻が見たい でした。
翌年、またその翌年、櫻を見ることを願いながら1日1日を大切に過ごしていきたいです。

そんな想いを気ままに書けたらな と思っています。

本日 トヨタ記念病院にワンステップしゃちほこが共催させていただいた 肺がんサロンが開かれました。

いつものおしゃべり会とは違う進め方でどうなるかしら と緊張もありましたが。

会場となる病院の講堂は広く
到着すると支援センターの方々がすでにセッティングしてくださっていました。
打ち合わせの時よりも参加者の方も増え、医療者の方も増えて 予定より増やした席もさらに足りないほど。

当初20名ほどかと思われた参加者はスタッフ含めると40名近くになっていたのじゃないだろうか。

副院長、呼吸器外科部長、医長
呼吸器科部長、放射線科部長、化学療法科医長
がん指導薬剤師、がん化学療法認定看護師
管理栄養士の先生方が一堂に並ばれます。

進行は支援センターの職員さん。


まずは 呼吸器専門の副院長先生がご挨拶くださったあと
しゃちほこのスタッフの方がご自身の経験を。
旅行や登山を楽しまれていた時の罹患。
葛藤と副作用などでの やれなくなってしまったことの数々。
薬剤の変更も経ながらしっかり前を向いて
元の生活を少しずつ取り戻し
今は がん患者だからこそやれることを
と 患者会のスタッフをし、ピアサポーター研修を受けている  そんなお話でした。

真剣に聞いてくださっていたみなさんの胸に何か残ればよいな。


次は事前に受けていた質問のいくつかに
その専門の先生方がお答えくださる回答タイム。

例えば 最新の治療については
内科的には 個別化治療、免疫療法
外科的には 手術ロボット ダビンチの保険適用

副作用についても
化学療法認定看護師さんと薬剤師さんがお答えくださる

なんと 贅沢な。。。

最後はグループに分かれての
おしゃべり会&疑問を聞こう

遺伝子変異ごとのグループではなく自由な席。
そこに2名ずつ先生が加わってくださいます。

私の担当したグループは外科の先生と化学療法科の先生でしたが、参加者もたまたま術後に再発、転移された方がほとんどで 次の治療選択に迷われているため 聞いてみたい!話したい!
と 熱く話され 申し訳ないけれどお話を止めて次の方に と言わねばならず・・・

みなさん、なかなか自分の主治医には疑問をぶつけられないのだな~という感想を持ちました。

終了後、副院長先生とお話をさせていただきましたが、患者さんのお気持ちを知ることができ 勉強になりました と仰ってくださいました。

本当に本当にありがたい機会をいただき
感謝の気持ちでいっぱいです。

ファシリテーターとしては もっとうまくやれなかったか大いに反省しながら帰ってきましたショボーン


しゃちほこの次回開催は7月
副作用や治験について お話をいただける予定です。
後日 ご案内させていただきますね。