104人の大和魂 序章 | 社長力検定「後継者育成塾」

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世界へ羽ばたこう!

 

 日本は、大東亜戦争に挑み、未曾有の

敗戦になった。米国から「平和憲法」を

押し付けられ、国家防衛を他国に依存す

る前代未聞の国となる。国の防衛を放棄

するということは、すなわち「主権」が

無いことを意味する。日本は、独自に意思

決定ができず、重要事項はすべて「日米合

同委員会」で決められる。平成21年

(2009)、鳩山首相は普天間基地の

移転を「最低でも県外」と強硬に主張

したが実現できなかった。当該委員会が、

首相専権や国会よりも上位に位置する

存在であることが分かる。

 「陸軍の暴走によって戦争を行い、

日本国民が犠牲になった。米国は解放軍

となり、日本人を自由に解き放つ。誤った

野蛮な心を棄てさせる」という『東京裁判』

を日本人は、丸ごと受け入れた。そして、

神道も棄てた。米英に見るように国家と

宗教を切り離すことはできない。米国大統領は、

就任式で聖書の前で国家に絶対忠誠を誓う。

英国は国教会のトップが国家元首になる。

宗教は、国家のアィデンティティーであるがゆえに、

「無宗教」国家になれば魂の抜け殻になるのは自明

の理だ。但し、「神々のラッシュアワー」と言われた

信教の自由をもたらした点は、米国の唯一の功績と言

えるだろう。

 陸軍は、幼年学校を設け、日本人にエリート教育を

施した唯一の機関である。陸軍さえ潰せば、日本は

崩壊する。従って、急こしらえの「平和を乱した罪=

A級戦犯」として葬ったのは、広田元首相を除く全員が

陸軍軍人(大将5人、中将1人)である。「大和魂」を

破壊することが、マッカーサーの至上命題であった。

2度とアメリカに反抗させないために日本人は、刃を

抜かれたのである。多くの者が「公職追放」され、残っ

たのは共産主義者たちであった。彼らは日教組を組織し、

事実を歪曲し、「自虐史観」を戦後一貫して展開している。

父祖は、朝鮮、中国(満州)等を侵略し、植民地にした。

お前らの先祖は、人殺しだと呪う。かの国民たちを苦

しめたと「反日」思想を植え付け、日本嫌いにさせている。

 彼らは、自国(自分)を愛せない人間の「大量生産」に

日夜励む。弱肉強食の世界情勢の状況下で、日本は隣国大

韓民国を併合し、防衛ラインにした。一方、欧米列強は、

はるか遠いアジアを侵略した。防衛と侵略とでは、意味が

異なる。日清、日露と日本が自衛のために戦火を交えてい

なければ、一方的に植民地にされ、日本人は奴隷のごとく

使役されていたはずだ。侵略戦争ではなく、日本を防衛する

ための戦争だったと言えよう。

 昭和天皇は、日本人の特性を「付和雷同型」と見抜か

れていた。「戦前は、軍部が(八紘一宇)のスローガンを

掲げ国民を戦争に駆り立てた。戦後は、平和の美名で共産色

が強まっている。この流れに逆らえば、「変わり者」だと村

八分にされる。戦前も戦後も日本人は、自分の頭で考えてい

ない。本当に困ったものだ」(昭和天皇拝謁記)

戦前の軍部の独走を許したのも戦後新憲法を何の疑いもせず

にありがたく頂戴し、日教組の「反日」教育を許しているの

も日本人自身が作り上げた「世論」である。戦前に「日比谷事件」、

「21カ条の要求」、「日米開戦」を引き起こしたのも「世論」

の力である。戦前、政党政治が崩壊し、軍部の台頭を許したのも

「世論」に迎合したからである。良い国をつくるためには、

最良の結果を出せる「世論」を形成する以外に方法はない。

「五か条の御誓文」の如く、公論で決するのが本来の姿である。