「経済的な価値がないから、自分の才能はゼロ。
だから、「自分の好きなことをやって生きていけない」
と考えてはいけません。世界的な天才である必要
はないのです。 たとえば、ただの「パーティー好き」おじさんが
保険の世界ではトップ1%に入る、凄腕セールス
マンだったりします。 セールス能力が高いわけではなく、 親身に相談に乗ってあげる才能、人に好かれる才能を活かしている
だけで、ほとんど営業らしい営業もせず、何千万円の
収入を得ていたりするのです。 大好きなことをやって幸せに生きている人たちのほとんどが、
一代で自分の才能を発見して、今の人生を手に入れています。 あなたがこれまで自分の才能を見つけられなかったのには、
理由があります。 「見つけ方が間違っていた」ことです。 才能を使って生きている人の人生はこんな感じです。 自分にしかできない仕事があって、それをできる喜びを噛みしめて、
1日がスタートするのです。
アップル創業者,スティーブ・ジョブズも朝目覚めた瞬間
からワクワクして1日を始めたそうです。 「今日も、世界で最もクリエイティブな人たちと最高レベルの
仕事ができると思うとワクワクする」と語っていました。
トップレベルの仲間たちと一緒に仕事ができることが、最高の
贅沢だという感覚で1日を過ごすわけです。
また、彼らは、自分を高めるための投資を自由にできるだけの
経済力を持っています。自分のアトリエ、オフィスなど、 自分の才能が最大限発揮できる環境を整えています。
だから、ますます才能に磨きがかかっていくのです。 本当は才能にあふれているのに、ほとんどの人が自分の
可能性に気づかずに一生を終えていきます。 ①世間では通用しない アメリカのある少年は、教室の人気者で、冗談を言ったり、
先生をちゃかしたりして、笑いを取っていました。 あるとき、先生は怒って、「あなた、人を笑わせて生きていけると
思っているの。大人になったら困るわよ。ちゃんと
勉強しなさい」と言いました。
20年後、彼は、アメリカでもっとも有名なコメディアン、
司会者になりました。文字どおり人を笑わせて、大金を
もらっています。
もし、彼が先生のいう事を聞いて、勉強ばかりする少年に
なっていたら、その才能は開花しなかったでしょう。 ②経済的に成り立たない せっかく才能があっても、「お金にならないからダメだ」と
考える人がたくさんいます。ちょっとぐらい絵を描いても、
歌を歌えても、文章を書けても意味がないと考えます。