T公立大学の試験答案を分析すると「合格点」になる
文章の条件が浮かび上がる。大きく分けると次の2つ
に分かれる。
1つ目は、形式である。例えば、180字から220字と指定
された文字数を厳密に守ること。そして、意見文であれば、
「~でしょうか?」というように疑問形にしないで、
はっきりと「~だ」といういうように言い切る形に
すること。
最後に、出題者の意向に沿って答案原稿を仕上げる
こと。今回の試験で言えば、「父親の権威を高めるために
どうすべきか」という出題意図に合わせて文章を仕上げる
必要がある。決して「父親の権威」を高めることなど不可能だ
と否定する意見を述べないことだ。
2つ目は、当然のことだが、表現力である。
主語と述語がはっきり分からない分からない文や具体性がなく
抽象的な文は点数が取れない。又尊敬語を間違って使って
いるような場合も減点対象となる。