実際私も東証一部上場企業に
新卒から12年間勤務していたのでよく分かりますが
たったの数十名の採用枠に
毎年3万〜5万名の就活エントリーがありました
企業側としても物理的に考えて、
3万〜5万人全員と面接をするわけには行きませんので
エントリーシートの段階で、
バッサリと足切りしなければなりません
その際「学歴フィルター」を
評価の一つとして活用するのは必然的ではないでしょうか
そして、現実問題として仮に「学歴欄」を見なかったとしても、
エントリーシートに記載されている内容を見比べるだけでも、
どちらの学生が、価値のある学歴を取ってきた学生なのか
とても高い確率で分かってしまいまう現実もあります
どちらにしても、
限られた年月で高い価値のモノを獲得して来た学生の価値は、
企業はデータベースを元にクリティカルな視点から分析してきます
情報化社会の進歩によって、
昭和の時代と比較にならないほど、
学歴が重要な要素の一つになっていることは確かです
ただし「社会で活躍」という視点で見た時、
「学歴だけ」では無いことも確かです
学生を採用する企業側も、
「学歴だけ高くても使えない人材とは?」
このデータベースを既に持っています
例えば、日本の最高峰の「東京大学卒」だけれども、
学生時代ずっと「勉強しか」してこなくて、
まともに人と対話ができない状態
こういう学生を、
総合職として採用してくれる有名企業は存在しないことは、
容易に想像できるかと思います
現に、東証一部上場企業や外資系企業などの有名企業への就職率を見ると、
・Sランク:(5校)40%〜
・Aランク:(14校)30%〜39%
・Bランク:(23校)20%〜29%←MARCH他
・Cランク:(20校)15〜19%
・Dランク:(36校):10%〜14%
・Eランク:(約100校):5%〜9%←日東駒専他
・Fランク:(約500校):5%未満
当然、ランクの高い大学の有名企業への就職率が高い傾向がありますが
必ずしも学歴が高ければ、
全員有名企業に就職できるというわけでは無いことも分かります