これは実際の体験を元にしたお話ですが、
もともと東京都で生まれ育った家族が、
ある日突然某地方の県に引っ越したらどうなったのか
「子どもの教育」に関して、地方生まれ、地方育ちの方々は、
地方の学校に通うのが当たり前の常識だと、考えている場合が多く
その場合は、何も疑問が湧き起こらないのでしょうが
東京生まれ、東京育ちの家族が、
ある日突然、旦那さんの転勤によって、
家族ごと、某地方都市に引っ越したところ
かなりの衝撃を受けてしまったようです
Kさん(30代後半)は、
いつものように東京本社に出勤していたところ
ある日突然上司に呼び出されて
「来月から◯◯県にある◯◯支社に異動してもらうから」
夫婦にとっては、縁もゆかりも無い地域でしたが、
東証一部上場企業の総合職ともなれば
将来の出世・昇進にも関わることですので、
断るわけにもいきません
私も実際に、長女が生まれた年に、
東京本社から香港への異動辞令
次女が生まれた年に、香港から中国本土への異動辞令、を受けて、
引っ越しを経験してますので、勤務している会社から
転勤辞令を受けた時の気持ちというのはよく分かります
Kさん家族も色々と話し合って、
家族一緒に地方転勤したものの
実際に地方に住んでみたら恐ろしい程の教育環境の格差を感じ
子どもは学校に行くのを嫌がり、
奥様はあまりの環境格差にショックを受けてうつ病気味になり
「ようやく学校と塾に慣れはじめて、
これからが受験勉強の本番なのに、一体どうするの」
地方転勤の辞令を受けたKさんは無能扱いされる
家族がボロボロの状態になってしまったようです