元々Kさんも、奥様も、
東京生まれ・東京育ちで、
共に大学受験を経て一流大学に進学
大学時代に出会い結婚
その後Kさんは東証一部上場上場企業に就職してサラリーマンになり
奥様は専業主婦に
長男さんを授かり、より早期な内にスタートした方が
圧倒的に有利だからと、中学受験を検討していたようです
長男さんが東京都内の公立小学校に、通い始めていた中で
Kさんが会社から地方支社への異動辞令を受けたわけです
奥様は反対しましたが、家族が一緒に生活しないと意味がないし、
東証一部上場企業勤務のサラリーマンといっても、
そこまで生活資金に余裕があるわけではありません
家庭内での話し合いを経て、
家族3人で地方に引っ越しすることになったわけです
Kさん家族が引っ越した先は、某県の地方都市
イオンなどの大型ショッピングモールなどはありますが
基本的には車社会で、駅から少し離れると、人口密度は低く
東京のようなタワーマンションなど一棟もありません
非常にのどかな環境です
始めの内は、物価も安いし、普段の移動は車が基本
引っ越したばかりの学校が休みの期間は、
日常生活しか見えませんので、
東京よりも楽に感じることはありましたが
休みが明けて、子どもが小学校に通い始めると、
東京都のギャップに改めて衝撃を受けることになったわけなのです
Kさん夫婦共に、東京生まれ・東京育ちで、
地方の小学校に通った経験がなかったので
公立小学校であれば、日本全国それほど変わらないのでは
とも安易に考えていたようですが
地方の公立小学校に通い始めると
両親の教育に対する考え方の水準の違い
通学する子どもたちの、
勉強、習い事に対する意識水準
両親自体が、高卒・低年収水準の方々の比率が圧倒的に多く
それまで東京の常識しか知らなかったKさん夫婦にとっては、
かなりの衝撃を受けてしまったようです
元々東証一部上場企業勤務ということで、
転勤の可能性があることは理解していたものの
まさか、こんなところに大きな落とし穴があるとは思わなかった・・・
とのことです