VOGUE KOREA 2026年02月号 表紙:BTS Jimin

 

除隊後初の雑誌を『VOGUE』と共にしますね。初のソロアルバム『FACE』の公開を控えていた3年前、あなただけの航海を前にした高揚感と不安で胸がいっぱいだったと思います。当時のあなたと今のあなたで、完全に変わった点、そして変わらない点は何でしょうか?

正直、よく分かりません。(笑)外見的にも、そこまで大きな変化は感じていないです。

ただ、あの頃よりも自分の心構えや、やりたいことについて、より頻繁に考えるようになりました。

 

最近はメンバーと一緒にライブ配信でファンと会う機会も多いですよね。

BTSも「ARMY」も、3月20日に公表された完全体カムバックへの期待が高まっているように見えます。
あるライブであなたは「今がBTSの全盛期だ」と叫びましたが。

身体年齢的にそうだという意味で言った言葉でした。でもご質問の通り、新しいアルバムを通して「全盛期」と言ってもらえるなら、これ以上嬉しいことはないですね。

 

新しいアルバムを制作する過程で、特に大きく向き合った問いはありましたか?

「一番BTSらしい姿とは何だろう」ということをたくさん考えました。もちろん今までもそうでしたが、今回のグループアルバムは、これまで以上に悩んだ痕跡がはっきりと表れた作品になると思います。その点が、かえって新鮮に感じられるかもしれません。

 

初のソロアルバム『FACE』では自分自身の多様な側面と向き合い、2作目の『MUSE』では、あなたにインスピレーションを与える他者や世界を再発見しました。この2枚のアルバムによって生まれた新しい目標はありますか?

また、それがチームの音楽制作に影響を与えた部分はありますか?

むしろ、今回のグループアルバムを制作する中で受けた新しい刺激や影響が本当に多かったです。これからは、もっと自分の手で良い音楽を作ってみたいという気持ちが強くなりました。どんな方向になるかは分かりませんが、期待していただけたら嬉しいです。

 

「Like Crazy」で、グループに続きソロとしてもビルボードHot 100で1位を獲得するなど、音楽的成果と大衆的支持の両方を手にしたアーティストです。決して当たり前の成果ではありませんが、音楽を作るときの一番の目標は何でしょうか?

ソロ活動を通して、僕を応援してくださる方がどれほど多いかをはっきり実感しました。その方々にとって、より大きなプレゼントになるような音楽活動がしたいと思うようになり、そのためには自分が何をしたいのかを、より明確に理解する必要があると感じました。
ジャンル、メロディー、歌詞の一行一行に至るまで、自分の話がたくさん投影されたアルバムを作ろうという目標が、よりはっきりしたきっかけでした。

 

ジョングクと共に出演したバラエティシリーズ『Are You Sure?!(これで合ってる?!)』シーズン2で、「今一番やりたいことは?」という質問に、「BTSがやりたい。薪はたくさん入れてあるけど、炉が少し古くなった」と話していました。
胸躍る挑戦を前に、今一番ハードにトレーニングしている部分は何ですか?

健康が最優先だと考えて、体に必要な運動に集中しています。体が一気に崩れてしまうのを防ぐために、リハビリ治療も早め早めに並行して行っています。

 

ジミンの芸術は、いつも身体から始まると感じます。時間が経つにつれて、ダンスや身体への向き合い方に変化はありましたか?以前より大切になった感覚があれば教えてください。

ダンスへの情熱は変わらないのですが、いつからか投資する時間が少しずつ減っている気がします。自然な変化でもあると思いますが、初心の感覚を取り戻すために努力しているところです。

 

久しぶりの『VOGUE』撮影で、ディオールと共に爽やかで温かいエネルギーを放っていました。純粋でありながらも変則的な魅力を持つ、独特の少年美が、新しいディオールとよく調和している印象です。

全体的にクリーンな雰囲気に、洗練されたポイントを加えることで完成する美しさが好きです。そんな自分を作ってくれるパートナーであるディオールの存在に感謝しています。
以前から十分に美しかったですが、ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターになってから、ハウスのクラシックな魅力に新しい色が加わったように感じていて、これからがより楽しみです。

 

価値観を表現する一つの方法であるファッションを通して、アーティストとしてのあなたはどんなアイデンティティを表現したいですか?

先ほどの話とも似ていますが、「これが格好良さだ」と強く主張するよりも、節度の中でほのかに感じられる格好良さ、そしてそんな音楽を追求する人でありたいです。
自然さの中に、正直さまで込められたら、なお良いですね。

 

最近、繰り返し手に取ってしまう色や素材、シルエットはありますか?

ずっとモノトーンを愛してきましたが、最近は明るいトーンにも挑戦してみようと思っています。素材は相変わらず、肌に触れたときに心地よいものが好きです。

 

これまで本当にさまざまなステージに立ち、これからも新しい機会を多く経験すると思います。慣れない世界の中で、心地よさや自然体を保つための、あなたなりの秘訣はありますか?

実は、まだその方法が分からず、苦労することも多いです。もともと緊張しやすく、なかなかリラックスを楽しめない性格なんです。何か鋭い秘訣を知っている方がいたら、ぜひ教えてほしいです。(笑)

 

デビューから12年が経ちました。BTSのメンバー全員が「チームがあってこそ自分がいる」とよく口にしますが、最近その言葉を実感した瞬間はありますか?

すべての瞬間で、その言葉の重みを感じています。家にいる時や食事をしているような日常的な瞬間から、夢見る音楽を作り上げていくより切実な瞬間まで、すべてです。
今自分が享受しているすべてはBTSから、そしてARMYから来ているものなので、その事実をいつも忘れないようにしています。

 

大きく揺らぐことなく、自分らしい姿で夢のような愛を受け取ってきましたが、2026年を節目に変えてみたい部分はありますか?

どうしても身についてしまった曖昧さがあります。それが自分の中で、いつも引っかかっているものなんです。
もっと明確な人間になりたいのですが、決意するほど簡単ではありません。それでも今年は変えてみたいです。自分の意見を率直に表現できる、そんな人に。