『Allure(アリュール)』2025年11月号 

表紙:SEVENTEEN ミンギュ

 

毎週のように新しい話題を提供してくれるSEVENTEEN!つい先週もコンサートが開催されましたね。新しい挑戦を終えた今の気持ちはどうですか?
9人だけなので少し寂しく見えるかも、と心配していましたが、実際9人でも十分多かったですね(笑)。今回は9人それぞれのソロステージもあったので楽しみでした。
反応も良くて、今はすっきりした気分です。これからもツアーを無事に締めくくれたらと思います。

 

ミンギュさんはサングラスをかけて「Shake it Off (MINGYU Solo)」を披露しましたね。
どう説明すればいいのかな(笑)。いわゆる“自慢ソング”なので、話すたびに少し照れくさいです。

 

どうしてですか?自慢することがたくさんあるじゃないですか。
ありがとうございます(笑)。僕はステージでファンの皆さんと楽しく遊ぶ姿を想像しながら制作するタイプで、常にステージを意識して音楽を作っています。
今回のステージは、動かないほうがかっこいい気がしたんです。少し抑えたほうがいいな、と。普段は動きたくて仕方ないタイプなのですが、今回はそれをぐっと我慢しました。
みんなが気に入ってくれて、本当にホッとしました。

 

自分でも満足のいくステージでしたか?
初日は「銀色スーツ(ウングァルチ・スーツ)」のフィット感が少し気になりました。でもすぐに綺麗に直しました。

ハハ、自分でも“銀色スーツ”って呼ぶんですね。
はい(笑)。実はその衣装、僕にとってもかなりの挑戦だったんです。ステージでも、バックステージでも、フィッティングの時でも「本当に大丈夫かな?」って(笑)。
でもあの曲と演出にはぴったりの衣装でした。ファッションがステージ上の態度=アティチュードを作るんだと改めて感じました。
もしパーカーを着ていたら、あの雰囲気は出なかったと思います。

 

ツアー中もその衣装を着続ける予定ですか?
変わると思います。今日モンクレール(Moncler)と撮影したように、僕に関わりのあるブランドの服もステージで着てみたいです。
歌詞に“C.K”というフレーズもあるので、そういう遊び心を取り入れられたら面白いなと思っています。

 

ファッションの力について話してくれましたが、今日はモンクレールを着て11月号のカバー撮影をしました。今秋最大の話題は「エスクプス×ミンギュ」ユニットでは?
あっ!そうか、もう秋なんですね(笑)。今日もこれから練習に行かなきゃいけないんです。早く準備を始めたつもりだったんですが、やっぱり時間は足りないですね。

 

準備に“十分な時間”なんてあるんでしょうか?練習に終わりはありませんよね。
締切がないなら、納得いくまでやっちゃうと思います。でも僕らにはデッドラインがあるので、緊張します。
今回は本当に、やりたいことを全部やりました。

 

やりたいこと全部!最高ですね。その中心にあった考えは?
まずは“自分がやりたい音楽”。撮りたい写真、理想のビデオ、そしてアルバムの方向性やプロモーション、雰囲気まで。どれも手放したくなかったんです。
自分の性格がここまでだとは初めて知りました(笑)。挨拶しても帰れない、明日やればいいのに続けてしまう。欲張りですよね。

情熱が伝わります。エスクプスさんも同じ方向性でしたか?彼が「今回のユニットリーダーはミンギュだ」と言っていました。
僕らは“リーダーだから決める”とか“リーダーじゃないから何もできない”という関係ではないんです。でも僕がよく意見を出していたので、「じゃあユニットリーダーはミンギュで(笑)」という感じでした。
クプス兄さんは本当に僕を信じてくれました。「好きにやってみろ、信じてるよ」って。だからこそプレッシャーもあったけどワクワクしました。

 

ユニットを準備しながら、一番心が通じた部分は?
音楽的な感覚が昔から似てるんです。趣味も同じ。2人だと多数決が取れないので不安だったんですが、全然問題なかったです。

 

なるほど。音楽はどんな感じ?
特定のジャンルに縛られたくなかったです。「良いものは良い」っていうスタンスで、いろんなジャンルに挑戦しました。
トラック作り、メロディ、歌詞、録音まで、すべての瞬間がワクワクの連続でした。
「この曲はコンサートのエンディングで歌ったら最高だな」とか、「ファンと一緒に合唱したいな」とか、そんな想像が詰まった曲たちです。

 

早く聴かせたいでしょうね。
制作中は楽しかったけど、公開が近づくとやっぱり緊張しますね。

 

ハワイで撮影したのもミンギュさんの提案だとか?
そうです。地域によって光の色が違うんですよ。たまたまハワイになったんですが、家を借りてみんなで料理して、海辺で話して寝て…最高でした。
撮影で借りたヨットでも泳いだりしました。

 

新しい環境の中で新しいインスピレーションも?
「Earth」という曲の歌詞はハワイの宿の2階で即興的に書きました。ヨットから帰る途中、海に映る月と波が本当に美しくて、それを見ながら夜に録音しました。大きなインスピレーションでしたね。

 

最近のミンギュさんの気分を表す歌詞もありますか?
メキシコのフェスでGreen Dayのボーカルが「この瞬間は二度と来ないからスマホを置いて一緒に楽しもう」と言っていて、その言葉が胸に残りました。
僕も観客として撮りたくなるけど、その気持ちすごくわかります。今回のアルバムの「Young again」という曲の歌詞もその思いが込められています。
“スマホを置いて、今この瞬間を手を挙げて感じよう”というメッセージです。

 

他に新しい欲も出てきましたか?
いつかソロアルバムを出したいです。誰でも自分だけの表現をしたいものですから。
今回のユニットも一度きりで終わらず、BSSのように確固たるアイデンティティを持って続けたいです。やりたいこと、まだまだあります(笑)。

 

「自分を愛している」とよく言いますよね。それは自己肯定感と通じると思います。その考えが10年の活動にどんな影響を?
とても助けられています。自分を愛してるけど、それは“頑張ろう”という意味でもあります。10年以上この仕事をしていて、自己肯定感が低かったら辛いと思います。
たとえ自信がなくても、無理やりでも自分を良く見せようとすることが大切だと思います。

 

自己肯定感はどうやって満たされると思いますか?
努力した時ですね。自分しか知らないからこそ誇れるし、恥ずかしくないです。

 

今年はスケジュール的にも自己肯定感が上がる年では?
本当に、自分を褒めてあげたいです。正直、すごく疲れる時もあります。でも僕、すぐ忘れる性格で(笑)。どんなに疲れても翌朝には元気なんです。

 

周りの人にはどうやって気持ちを伝えますか?
「可愛い」と思ったら素直に言います。感じたことはなるべく言葉にします。
人によっては「好き」と「愛してる」と「感謝してる」を分けて考えるけど、僕は“言う勇気があるかないか”の違いだと思います。
謝る時も同じです。「ごめん、でも…」じゃなくて、ただ「ごめん!」。それが一番いいと思います(笑)。

 

ミンギュさんは勇気のある人ですか?
うん。勇気を持って素直に話せる人、そうでありたいです。

 

10年経ったら“プロ(PRO)”ですね。SEVENTEENのインタビューでよく出てくる言葉ですが。
僕、いつから言ってたんでしょう(笑)。覚えてないけど、自然と使うようになりました。

 

10年活動してみて、“プロ”とはどんな人だと思いますか?
冗談で「疲れてないの?」って聞かれたら「大丈夫、プロだから(笑)」って返します。
でも本当に、選んだことに責任を持てる人、自分をよく理解している人がプロだと思います。
仕事中は自分を客観的に見て、少し冷静でいなきゃいけない。
10年やってきたなら、技術も成長しているはずですが、それ以上に“その10年をどう生きたか”が大切。
経験が積まれて責任感と判断力、自信が確立された時、それが本当のプロなんだと思います。

 

2025年も残り数ヶ月ですが、これからやりたいことは?
もう2月くらいの感覚なんですが(笑)、気づいたら9月も終わってましたね。
5月の蚕室大橋のショーケースがもうずいぶん前に感じます。頑張ってきたけど、本当に時間が早い。
やりたいことがまだたくさんあります。その全部をきちんとやり遂げたいです。