🌸 GQ KOREA 2025年11月号

(表紙:BLACKPINK JISOO)インタビュー全文 日本語訳

 

──LAのVlog、拝見しました。本当に久しぶりにLAのあちこちをたくさん回っていましたね。

JISOO:そうですね。本当に久しぶりにLAで観光客モードで動き回って、すごく新鮮で楽しかったです。今回は初めて行く場所ばかりを選んでスケジュールを組んだんですよ。何度も訪れたLAなのに、なぜか新しい街のように感じられて。とても良い時間でした。

──LAにはワールドツアーのために行ったんですよね?
はい。LAのSoFiスタジアムでBLINKたちと会いました。

──『BORN PINK』ツアー以来、約1年半ぶりの大規模公演でしたね。全席完売、観客動員数10万人。世界中のガールズグループの中でも記録的な数字だとか。
本当にありがたいことです。

──ステージはいつも特別な場所ですが、今回のコンサートでは何を新しく取り入れましたか?
やはりこんなに大きなスタジアムでのツアーは初めてだったので、一公演ごとにBLINKの姿を見て大きな感動を受けました。デビューした頃の思い出もよく浮かびましたし、感謝や幸せ、胸いっぱいの瞬間が詰まった時間でした。忘れられないステージになりました。

──最後に『GQ』のカバーを飾ったのは2023年1月号でしたね。
時間が経つのは本当に早いですね。

──あれから約3年。JISOOさんはこの間、どんな時間を過ごしていましたか?
もう3年になるんですね。その間にソロアルバムを準備したり、ドラマを2作品撮影したり、またBLACKPINKとしてツアーも行いました。与えられた役割に集中していたら、気づけば3年近くがあっという間に過ぎていました。

──最近はどんな時間を過ごしていますか?
お仕事のことだけで言えば、アメリカとヨーロッパのツアーを終えて、今はBLACKPINKの新しい曲を準備しながら、同時にアジアツアーのスタートを控えています。

──とても忙しそうですね。少しは休めていますか?プライベートではどうですか?
個人としては、最近すごく「成熟していく時期」だと感じています。これまで夢だったことのいくつかを終えて、現実を選び、新しい何かを始める時期なのかもしれません。振り返れば少し惜しいこともありますが、これからまた別の人生が始まると思うと、今はとても楽しいです。

──「成熟していく時期」という言葉が印象的です。そのように感じるきっかけがあったのですか?
何かに執着したり、不満を感じる瞬間が少なくなったんです。それで、いつもの仕事なのに新鮮に感じることが増えました。だから最近は新しい視点で仕事をしている気分なんです。

──これからの新しい人生はどんな姿であってほしいですか?
心の面でも仕事の面でも、もっと満足できる人生を送りたいです。

──最近の気分を一言で表すと?
「ときめき」ですね。BLACKPINKの新しいアルバムと、私のソロアルバムを同時に準備しているんです。その過程で新しいアイデアを出したり、新しい音楽を作ったりしていると、自然と胸が高鳴ります。今はまるで音楽の中で生きているような気分です。

──ミュージシャンとしてのアイデンティティをどう考えていますか?
私はいつも、その瞬間に惹かれた音楽、やりたい音楽をやってきました。だから、もしかすると「予測できないこと」こそが私のアイデンティティかもしれませんね。

──多くの人は「明確で一貫したアイデンティティ」を思い浮かべますが、予測できないことがあなたらしさだなんて、素敵です。
ありがとうございます。

──この3年の間に俳優としても活動していましたね。2本のドラマに出演されていましたが、その時間はどう過ごしましたか?
とても楽しかったです。長い間たくさんの方々と一緒に過ごして、深い絆が生まれました。人それぞれの仕事ぶりを間近で見ることができて、それもすごく良い経験でした。様々な人の考え方に触れて、感謝の気持ちが増えたと思います。演技を通して自分の性格も少しずつ変わっていくのを感じました。

──どんな変化ですか?
さっきの話と少しつながるんですが、他の人の視点で考えるようになって、その中でより深い感謝を感じるようになりました。具体的には、もっと優しく、もっと笑顔で仕事をすることを学びました。

──細やかに見つめ、学び、感謝を感じる。その姿勢がとても素敵です。
いえいえ、ありがとうございます。

──新しく得た変化以外で、もともと持っているけれどもっと強くしたいと思う力はありますか?
人は決定的な瞬間に揺らいでしまうことが多いですよね。それは当然のことだけど、私はできれば揺れたくないんです。自分を疑いたくない。昔から長く考えて整理したことがあっても、いざというときに迷う瞬間がある。だから、もっと強い自分でいたいと思います。

──そのためにどんな方法を取っていますか?
私は自分自身をよく思いやるようにしています。自分を大切にしないと、感情に流されてしまうんですよね。

──デビュー9年目ですね。数字の「9」に意味を込めて、これまでの大切な出来事を9つ選ぶとしたら?
9つですか、たくさんありますね。(指を折りながら)まず、長い練習期間を経て4人でデビューできたこと。初めて賞をもらったこと。大きなステージで公演したこと。そして夢だった初コンサートを開けたこと。練習生の頃から憧れていたコーチェラのステージに立てたこと、その後ヘッドライナーまで務められたこと。演技にも挑戦できたし、ソロアルバムも出せました。スタジアムでの公演もありましたね。こうして振り返ると、本当に早送りで自分の人生を見たような気分です。

──今のJISOOは何を悩んでいますか?
大きな悩みはありません。悩む時期はもう過ぎた気がします。今は決めたことを乱さず、整理していく時期だと思います。

──「時期」といえば、今どんな時期を過ごしていると感じますか?
難しいですね。最近は何かが大きく変わる前の「嵐の前の静けさ」のような気分です。その分、考えることも多く、考えが変わることもたくさんありました。初めて独立して、自分で選択しなければならないことが増えたからだと思います。環境が変われば、やっぱり適応しないと。流されないように、ひとつひとつ計画して進めています。今はそんな時期です。

──今でも夢をよく見ますか?以前のインタビューで、「夢をたくさん見る子どもで、作家になりたかった」と話していましたね。夢をメモして小説にするつもりだと。
はい、今でも夢はよく見ます。最近印象に残っているのは、プールでジャンプしたのに、いつの間にか深い海にダイブしていた夢です。ものすごいスピードで深く潜っていって、驚いて目が覚めました。泳げないから余計に怖かったのかもしれません。しかも飛行機の中で見た夢だったんです。

──夢ではなく、JISOOさん自身の物語を小説にしてみるのはどうですか?名前もそのまま「JISOO」で。
実はもう少し書いてあるんです。でも内容は秘密。主人公の名前は「JISOO」にはしません。そうすると小説というより随筆になってしまいそうで。