Dazed & Confused Korea 2025年11月号

 表紙:BOYNEXTDOOR

SUNGHO

「ステージを準備するとき、行動が一番重要になると思います。」
5枚目のミニアルバム『The Action』の活動を控えた今、ソンホにとってこのアルバムは、BOYNEXTDOORの変化を“試みる”ための最初の“行動”だ。
「僕たちの音楽はBOYNEXTDOORの“今”を反映しているので、毎回違って、また新しくならざるを得ないと思います。愛を語ると言っても、同じ愛ではないですからね。」
BOYNEXTDOORを定義してほしいという質問に対し、彼の答えは明快だった。
「デビュー曲『One and Only』の歌詞に“みんなと同じじゃないけど、何にでもなれる”というフレーズがあります。僕はこの歌詞がBOYNEXTDOORを最もよく表していると思います。」
BOYNEXTDOOR独自の色を持ちながらも、どんな形にも変化できること。変化を恐れない姿勢こそが、ソンホが語るチームの本質だ。
「大きな変化というよりは、木が成長するように自然な変化があったと思います。時間が経つほど責任感が強くなります。」
飛躍ではなく、着実な成長。その旅の中でより大きな責任を感じている今のソンホは、そういう位置に立っている。
乗り越えるべき山は何かという質問に、彼は少し考えた後こう言った。
「うーん…実は毎日が山のように感じます。登っている途中で景色を眺めたり、小川で水遊びをしたりすることもあるじゃないですか。そんなふうに登っているうちに、いつの間にか頂上に着いている。僕の毎日もそんな感じです。」
急がず、でも止まらない。そんなペースで進むソンホとBOYNEXTDOORの“今”。


RIWOO

「言葉では何でもできるって言えるけど、行動はその半分にも及ばないんですよね。」
リウの告白は率直だった。
「本を読もう、日本語を勉強しようって頭では思っても…」
リウが笑いながら言ったその一言には、後悔ではなく“自覚”が込められていた。
今年だけで韓国で3回も活動したのは、WIN:Dたちにもっと頻繁に会いたいという想いを行動に移した結果でもある。
『The Action』を前にしたリウの決意――言葉より行動が先に立つ人の決意は、やはり軽くはない。
「パフォーマンス的にも新しい姿をお見せするためにたくさん研究しました。ぜひ期待してください。本当にさまざまなジャンルに挑戦していて、語りたいことも多いです。僕たちはいつもストーリーテリングをしっかり作り込んで、その上にジャンルを乗せる感覚なんです。」
曲を聴くと確かに“BOYNEXTDOORだ!”と感じるけれど、一言では表現できない。その曖昧さがむしろ魅力だ。
ロラパルーザのアフターショーを思い出すと、リウの声は一層高まった。
「言葉は違うのに、韓国語の歌が流れたときに皆さんが一緒に歌ってくれて…本当に鳥肌が立ちました。」
2年ぶりにDazedと再会した場で、彼は笑いながら言った。
「2年ぶりにまた歴史を作るために会ったんじゃないですか。(笑) BOYNEXTDOORとして長く残る良い記録をもう一つ作りたいです。」
どんな肖像よりも温かく残る季節。2025年はWIN:Dと離れなかった一年。言葉より先に体で証明した、それがリウだった。


JAEHYUN

「アルバムを作る中で、スムーズに進んだ曲もありますが、多く悩んだ曲もあります。」
ミョン・ジェヒョンの第一声には、アーティストとしての真剣さがにじんでいた。
『The Action』に収録された曲は、ジャンルも雰囲気もすべて異なる。
「曲ごとに作業するたび、自分の感情も変わっていった気がします。」
感情の流れに音楽が変化していく過程で、ジェヒョンはその流れに身を委ねた。
『No Gener』アルバムを聴きながら抱いていた“BOYNEXTDOORらしさ”という漠然としたイメージは、実際の音とは少し違っていた。
エネルギッシュでただ楽しいだけのアルバムではなく、ソウルやシティポップ、R&Bなどの柔らかな言葉と声の中にBOYNEXTDOORの色を見つけることができた。
「定義できないからこそ魅力的なチームだと思います。でも6人全員が揃ったときにこそ、存在意義がより大きくなるチームであることは確かです。」
どんなルールよりも温かい関係性。それがジェヒョンとBOYNEXTDOORの在り方だ。
人工の吹雪が舞う撮影現場で、ジェヒョンは疲れを見せず体を投げ出した。
モンクレール・グルノーブル 2025年秋冬コレクションのスローガンは“Altitude as an Attitude(高度は態度である)”。
チームの“高度”をさらに上げるために越えなければならない壁は何かという質問に、リーダーの彼は静かに答えた。
「どうしても音楽的な限界にぶつかることが多いです。だからこそ、それを壊すために努力し、また挑戦する。その繰り返しです。これからもそうしていくと思います。」
限界に向き合い、壊し、再び挑む。その反復の中で、ジェヒョンは前へ進んでいる。


TAESAN

「アルバム制作中に少しスランプがありました。『The Action』はそれを乗り越えさせてくれたアルバムなので、特別な意味があります。」
制作のたびに限界にぶつかるというテサンは、その過程で一歩ずつ成長してきた。
「良い音楽を作るにはたくさんの悩みが必要ですよね。アルバムごとに必ずぶつかる壁があります。」
彼はBOYNEXTDOORというチームへの確信もはっきりしている。
「僕たちは“音楽の力”を信じているチームです。メロディやメッセージが人の心を動かすと信じているから、そこを大切にしています。」
音楽を愛する心――それがBOYNEXTDOORとメンバー全員を支える基盤だ。
シカゴの話をするとき、テサンの目はとても穏やかになった。
『The Action』のティーザーに登場する重要な舞台、シカゴ。8月にロラパルーザ出演のため訪れた都市だ。
「デビューアルバムのMVをアメリカで撮ったんですが、久しぶりに行くと当時の記憶が蘇って、“あの頃より成長したな”と感じました。」
言葉より行動というテーマに、メンバーとの関係を思い浮かべた。
「メンバーが寝不足で疲れているときがあります。そんなときは何も言わずに自然とお互いを気遣います。それが絆じゃないかなと思います。」
まさにテサンらしい答えだ。言葉より行動で伝える心。
その思考と成長が、『The Action』という音楽でどう表現されるのか、期待が高まる。


LEEHAN

「初めてタイトル曲のクレジットに自分の名前が載ったアルバムです。」
イハンが最初に口にしたのは、静かな誇りだった。故郷・釜山へ向かう列車の中でも熱心に作業をしていたという。
言葉より行動が重要な瞬間はあるかという質問に――
「常にそうじゃないですかね。僕は目標を先に言ってから行動するタイプではなく、ある程度成果が出てから周りに話す方です。いつも言葉より先に体が動くタイプなんです。」
そう、イハンは“結果で証明する人”だ。
シカゴの話をするとき、彼の声はとても明るくなった。
映画『スパイダーマン』が大好きなイハン。
「飛行機を降りてホテルへ向かう途中に、『スパイダーマン』の撮影場所を見たんです。自分がその場所にいるのが信じられなくて、“うわあ!”って何度も感嘆してました。(笑)」
好きなものの前では素直に喜べる人。雪があまり降らない釜山で生まれたイハンは、雪が降るととても嬉しくなるという。
「雪が積もったとき、兄さんたちを誘って宿舎の周りで段ボールでソリ遊びをしました。去年は“雪だるま作り”も初体験でした。」
その声には純粋な喜びが溢れていた。
「今は“明日の自分のために今日を頑張ろう”という気持ちで毎日を過ごしています。そうすれば、いつか頂上に立てると思います。」
“明日”という目標より“今日”という態度で2025年を生きるイハンの声には、感謝が満ちていた。
「宇宙のすべてのエネルギーを受け取った一年と言いたいほど、WIN:Dのおかげで勇気をもらいました。いつもありがとう、愛してます!来年はもっといい姿を見せます!約束!!!」
小さな幸せと大切な達成。その瞬間の積み重ねが、イハンの“明日”を作っている。


WOONHAK

「これまで出したアルバムとは少し性格が違います。プロモーションからメンバーが映画祭に参加するという設定があって、そのストーリーラインがとても面白いです。」
出発点であるプロモーションからMVまで一貫して強調される“アクション”。
ウンハクは『The Action』を「チームを成長させてくれた感謝のアルバム」と語る。
言葉と行動の関係を問うと、彼は明確に答えた。
「言葉で構想しても、歌詞やメロディにできなければ日記と変わりません。その大切な内容を人々に伝えるために、行動に移すことが一番大事です。」
音楽をする人にとって、“行動”とはすなわち“完成”だ。
末っ子として今のBOYNEXTDOORをどう見ているかという質問に、彼は笑顔を見せた。
「ちょっと照れますが、BOYNEXTDOORは一言では説明できないグループだから惹かれます。“明るい子たち”“友達みたいな子たち”“音楽が好きな子たち”など、いろんな言葉で表現できますが、どれも完全ではない。その定まらなさが面白いんです。」
定義できないこと――それこそがBOYNEXTDOORのアイデンティティ。
「今年、高校生から大人になりました。変わらないのは初心です。当たり前だけど、いつもハングリーで頂点を目指しています。だからこそ、もっと頑張っています!!!」
BOYNEXTDOORにとって2025年は、すでに全力疾走の一年だった。
「だから後悔はありません。本当に誇らしい一年でした。2026年には余裕も身につけて、“BOYNEXTDOOR”という名前だけで存在感を放つグループになりたいです。」
ウンハクの小さくも真っ直ぐな想いが音楽に乗るとき、言葉よりも鮮やかな心が完成する。