📘 日本語訳(インタビュー全文)
COSMOPOLITAN 2025年12月号 表紙:Stray Kids I.N
ミラノ・ファッションウィークのとき、〈コスモポリタン〉との出会いをコスモのInstagramで少しだけほのめかしていましたが、こうして12月号のカバーでお会いできましたね!
— はは、そうですね。2025年最後のカバーだったのでとても緊張しましたが、思ったよりうまくいった気がして内心ほっとしています。今回のグラビアは自分でもすごく楽しみにしていたんです。
今日のカバー撮影のために、かなり準備をしてきたとか?
重要な撮影の前はいつもダイエットと運動をするのですが、今回はいつも以上に頑張って運動したと思います。
撮影が終わったら、おいしいものを食べないとですね(笑)。
I.Nさんは翌日に着る服を前もって選んでおくほどファッションに関心がありますよね。そんなI.Nさんにとって、ジュエリーとはどんな存在ですか?
12年間つけている指輪があるんですが、ロザリオなんです。いつどこでも必ずつけていたせいか、今はつけていないと落ち着かない気がします。
自分の一部のように感じるそのロザリオリングには十字架の模様が刻まれているんですが、十字架をメインにするダミアーニと一緒に撮影できるなんて、不思議で特別な気持ちになります。
今インタビュー中も十字架のネックレスをしていますね(笑)。ブランドの顔として活動するのは、ステージとはまた違う達成感がありますよね?
そうですね。少し前にオリンピック大橋を通ったとき、大型ビジョンに僕の顔がものすごく大きく映っていて…。ネットで自分の広告を見かけることもあるんですが、なんだか不思議な気分でした。
練習生の頃、ビジョンに映る先輩アーティストたちを見ながら「いつか自分もあそこに出られるかな? そんなの夢みたいだよな…」と思っていたのに、今は本当に自分の姿が映っているんです。
いろんな思いがよぎって、とても不思議で誇らしい気持ちでした。あの頃の夢が叶ったんだなって。
〈コスモポリタン〉12月号のカバー以外にも、"STAY"(Stray Kidsのファンダム名)が喜ぶニュースがありますよね。11月21日発売の〈SKZ IT TAPE 'DO IT'〉はどんなアルバムですか?
これまでのアルバムはコンセプトに合わせて曲を準備してきたのですが、〈SKZ IT TAPE 'DO IT'〉は“僕たちがやりたい曲”で構成されたアルバムだと言えます。
それでいてコンセプトはしっかりあるんです。そのおかげか、準備しながら「今回の活動はもっと楽しくできそうだ」と強く感じました。
公開されたトレーラーを見ると「現代版 仙人」というキーワードが目に入ります。I.Nさんが考える“現代版の仙人”とは?
現代版の仙人、それは僕たちそのものだったらいいなと思っています。仙人は永遠に老いずに生きる存在ですよね。
Stray Kidsもその名前にふさわしく、いつまでもかっこよく活動していたいです。まさに現代版の仙人のように。
その言葉通り、Stray Kidsは独創的な音楽とパフォーマンスで世界に強い存在感を示してきました。その中心にいる者としての誇りも大きいでしょうね。
もちろんです。Stray Kidsという存在そのものが、僕にとって大きな誇りなんです。Stray Kidsじゃなかったら、今の僕はいなかったと思います。
Stray Kidsだからこそ、こんなに愛してもらえるんだと感じています。
Stray Kidsの楽曲には8人の自信がぎゅっと詰まっていますよね。『소리꾼(Thunderous)』には“自分たちの音楽を貫く”という決意が、『MANIAC』には“世間の枠にとらわれず、本当の自分を見せろ”というメッセージが込められています。
I.Nさんのお気に入りの歌詞はありますか?
僕は『神메뉴(God’s Menu)』の歌詞が好きです。「어서 오십시오(いらっしゃいませ)」の部分!
僕たちのスタートを知らせるような決意が感じられるフレーズなんです。個人的に、この歌詞は僕たちにしか言えないものだと思ってます(笑)。
同感です(笑)。では、『CEREMONY』の「経験値は数多くのトロフィー」という歌詞のように、I.Nさんにとって大きな教えをくれた経験は?
今回の〈dominATE〉ワールドツアーが、僕にとって一番価値のあるトロフィーであり贈り物だったと思います。本当にたくさんのファンの方々が来てくださったので…。
大きな会場がいっぱいになるのが、信じられないほどでした。集中してステージをしていると、実はすべての瞬間を鮮明には覚えていないんです。
それくらい幸せで、STAYの愛を感じるたびに感謝と誇らしさで胸がいっぱいになります。
今も鮮明に残っているツアーの場面はありますか?
『사각지대(Blind Spot)』のとき、STAYの皆さんがスマホのライトをつけてくださるんです。その瞬間、会場の照明は全部消えて、ライトの光だけが見える。その景色がずっと忘れられないんです。
いつも胸がいっぱいになって、泣きそうになります。
Stray Kidsの中でI.Nさんに注目すると「成長」というキーワードが浮かびます。JYPに入社した頃と今を比べて、どんな点が成長したと思いますか?
内面的にとても強くなったと思います。もちろん今も繊細な部分はありますが、あの頃よりずっと強くなりました。
辛くても乗り越える方法をよく知るようになりましたし、練習生の頃はネガティブに陥ることもあったけれど、今はポジティブに変わりました。
自分を慰めて守る方法を習得したんですね。
そうですね。
どうやって自分をケアしていますか?
特別なことはないです。ただ、おいしいものを食べます(笑)。「よく頑張った!」って言いながら、自分にご褒美をあげるんです。
I.Nさんは、ずっと歌を愛してきた人だと感じます。もっと上手くなりたくて泣きながら歌った練習生時代、その努力はデビュー後のレッスンと自作曲発表へと続いています。なぜそこまで歌が好きなんですか?
歌は、僕という人間を前に進めてくれる原動力なんです。自分が強くなったと感じるのも、歌のおかげだと思います。
この仕事を選んだのも、歌が好きだったから。だからどうしても歌を好きにならざるを得ないし、もっと好きになっていくんです。
好きなことが仕事になると、楽しいだけではいられませんよね。もっと上手くなりたいという思いが苦しくなることもあるはず。そのときはどうやって乗り越えていますか?
より上手くなりたいというプレッシャーは確かにあります。でも、そういうときはむしろ「歌いたい歌」を思いっきり歌います。
ネガティブな考えに縛られないように、難しいと思っていた曲でも気にせず声を出してみるんです。普段好きな曲も歌ってみたり。
弱くなりそうなときこそ、内なる強さが発動するんですね。
そうみたいです。自分は怖がりだと思っていたけど、振り返ると意外と怖がってなかったのかもしれません。「あの時の勇気は何だったんだろう?」と思う瞬間も多かったし(笑)。
瞬間の勇気は、とても大きな力になるものですよね。
本当にそうです。歌でつまずいたことも多かったけど、その経験があったからこそ、歌で乗り越える方法を知ることができました。
その過程で性格も変わっていったし、歌を通して世界をたくさん学んだ気がします。
歌で強くなったI.Nさんが、昔の失敗を繰り返していた頃の自分に声をかけるなら?
「しっかりしろ!」って言いますね(笑)。ちょっと厳しく!
3年前のインタビューで「自分の強みを探したい」と言っていましたが、その答えは見つかりましたか?
まだ“ING”ではありますが、それでもたくさん見つけた気がします。今日のような撮影でも強みを見つけられましたし、ワールドツアーで披露したソロ曲を通しても、自分についてもっと知ることができた気がして嬉しかったです。
聞かずにはいられません。見つけた自分の強みとは?
あぁ…(笑)。“目”だと思います。ステージでも写真でも、目で伝えられるものがあるんです。
目で表現できる幅が広いということ。それが僕の強みだと思います。
年末が過ぎればもう2026年。2026年のI.Nさんはどんな成長を目指しますか?
自分の強みが見つかったので、その強みをたくさんお見せできる一年にしたいです。そしてSTAYともっと多くの時間を共有して、もっと多くのことを成し遂げたいです。
“ヤン・ジョンイン”としては?
ヤン・ジョンインとしては、余裕が必要だと思います。僕、ちょっとせっかちな性格なんです(笑)。
急ぐ気持ちを手放して、一瞬一瞬をゆとりを持って過ごせたらいいなと思います。新しい趣味もできたらいいですね。
最後に、このインタビューを読んでいるSTAYへスウィートなメッセージをお願いします。
年末の華やかな光のように、STAYの2025年最後の瞬間もきらきら輝いていますように。
年明けも、2026年の一年も。2025年よりもっと良いことがたくさんありますように、心から願っています!