ほのぼのと切なさと発見。
たまたま見つけたとき、タイトルに見覚えが。
急いで確認してみると先生のおすすめ本リストにのっていた。
特に覚えようとしていたわけでもないのになぜか気づいた。
これが「再認」か。脳すごい。
で、喜んで家に持ち帰ってきたわけです。
認知症の母を中心にしたお話。4コマ。
なんとも穏やかな雰囲気。
絵柄からも昔懐かしい感じがする。
で、登場人物みんな暖かいんだよね。
最近ハードなダークファンタジーばっか見てたせいか。そうかそうか。
個人的には、認知症は絶対なりたくない病気っていうイメージでした。
自分がボケるってのも嫌だけど
ボケた私を見る周囲のことを考えるとゾッとするっていうか。
ここらへん今の私が抱えてる問題、自意識過剰なのかもしれませんが(笑)
でもこれ見てると、
認知症もそうそう悪くないなって思えてきた。
亡くなったはずの父の姿を見る母。
”忘れることは、悪いことばかりじゃない。
母を見ていて、そう思います。”
あの世とこの世をつなぐ”横断歩道”
それが認知症になることで渡れるようになるなら
渡ってみるのも悪くない
なんて子供っぽい思考回路ですけど。
自分のことしか考えてないやね。
とりあえずまあ、認知症を見る目がちょっと変わりましたってことです。
この話の主旨からは外れてるんだけど、
父に対する周囲のまなざしが印象に残った。
酒に酔って電信柱に吐いちゃう父。
給料落としたり母に暴行したりする父。
もしこんなのがお父さんだったら、私からしてみれば嫌だ。
一生好きになれないような気もする。
だけどこの話じゃ可愛らしいキャラクターとして描かれてるんだよなあ。
酔って道端に倒れた父を家族で迎えにいって
臭いとか言いつつ力合わせて担いで家に帰る。
この暖かさ、すごく幸せだなあって。
これ、映画にもなっているそうで。
また機会があれば手にとって見たいなと思います。
以上です。