休み明けは皆さん、翌日仕事を行くのに
「仕事いきたくない」「明日仕事行くのだるいなあ」
という気持ちになることありますよね。
むしろ、そのように感じてしまう人の方が多いのではないでしょうか。
一般的には、人が１番気持ち的に落ち込みやすいのは休み明けの午前中といわれています。
逆に１番気持ちが上がるのは金曜日の午後です。
なんともわかりやすいですね。。
今回は翌日からの仕事に行くのがめんどうだというような、嫌な気分を軽減する、人によってはとても嬉しい飲み物をご紹介します！
そのお酒とは・・・・ビールなんです！！！
ビールでやる気が出るという少し面白い実験研究がありました。
私たちがやる気に満ち溢れている時はドーパミンが作用しています。
色々なことにやる気が出たり何かに挑戦したり、何かを期待したり求めるようになるわけです。
以前もそのドーパミンの増やし方や欠乏すると・・・という記事を書きましたが、今回はなんとビールも増やしてくれるかも？！という実験になっています。
ドーパミンが出てくるとやる気も出てきますが、同時に幸福感も向上します。
ドイツ南部最大の都市バイエルン州に位置しているフリードリヒ・アレクサンダー大学の研究です。
この幸福感を向上させてくれる食品は何なのかということをテーマに調べています。
特定の食品に含まれている成分が、人間をはじめとする様々な生き物に対して快感を与えるということは分かっています。
例えば、カカオが強めのチョコレートなどは強めの快感を与えますし、食べない方がいいですが、一部の砂糖やファーストフードも同じような効果があります。
そのせいで、脳が食欲の快楽に溺れ食欲のコントロールができなくなり、肥満の原因に繋がるという話も以前させていただきました。
今回のこの研究では、そんな中でもやる気UPに繋がる「ドーパミン分泌」に一番作用する食品は何なのかということを調べている研究です。
現存している様々な食品の13000種類の分子の中から新薬を作るときに使われるようなコンピューターシュミレーションを使い、ドーパミン分泌に作用する可能性があるものを探したそうです。
その結果・・・13000種類のピックアップした中でたったの17種類だったそうです！！！
そんな中でもかなり適合したものが1種類だけ見つかりました。
それはホルデニンという物質です。
これが一番ドーパミンを分泌しやる気を引き出してくれるのではないかということです。
このホルデニンというものは実はビールや麦芽に入っているのです！！！
ということは、ビールを飲めばやる気が出るのではないかということになるのですね。
この研究者たちは、特定の食品だけで作用するものを探そうとしたわけではなく、ドーパミン分泌に作用する物質を探そうとしたら、結果ビールにも含まれていたということです。
ホルデニンはドーパミンとは違った経路でやる気を高めることに繋がります。
つまり、ドーパミンと併用ができるということなんですね。
ということは、休みの日の夜に明日の朝会社に行きたくないなとなんとなくダラダラと過ごしてしまうような時には、いっそのことビールを飲んで早めに寝た方が、やる気も出るんじゃないかなというところになります。
休み明けになかなかやる気が出ない理由としては、もちろんメンタル的な原因もあると思いますが、実際は休みの日はいつもより遅くに起きている、などで睡眠サイクルくるってしまい、次の日仕事でもなかなか寝付けずと、睡眠不足が原因になっていることが多いということも分かっています。
ということは、休みの日に睡眠の質をあげるようにしておけばいいということになりますが、そのために効果の1つとしてビールを飲むということも実はあったり。。。
ノンアルコールビールでも、ホップが入っているものであれば構いません。
昔から寝酒は良くはないけれど寝つきは良くなるのではと言われてきましたが、ビールで眠れるようになったとか眠りが深くなったということは言われていたりします。
そういった意味でお酒を飲まないと眠れないという人もいると思いますが、実はこれはノンアルコールビールでも同じ現象が起きるということが最近の研究で分かっています。
例えば、2014年にハンガリーで行われた研究によると、ノンアルコールビールを学生たちに飲んでもらう実験を行っていて、2週間程度飲み続けると寝つきや睡眠の質が有意にアップしたという結果が確認されています。
たった2週間で睡眠の改善ができるとのこと。。。
この研究では寝る前に300mlぐらいのノンアルコールビールを飲めばいいということなので、小さな缶で少し残るくらい飲めば十分だということですね。
夜中トイレに行きたくなることもあるそうなので、そこは注意して試してみるといいかもしれませんね＾＾