今回からは社団や財団について書いてみたいと思います。

 最近法改正等がありまして、社団や財団を自由に作ることができるようになりました。

 法改正前までは、作るときには許可が必要だったので、基本的には普通は作れない法人だったのです。存在しているのは公的な団体のみと言う感じでした。

 ところが、法改正がありまして、誰でもいつでも好きな時に作れるようになったのです。

 この法人ですが、名前を聞くだけだと非営利と言う感じがするし、公的な団体と言うイメージがあるので、そういうイメージを使って儲けたい人とか本当に公的な活動をしたい人とかが現在この法人を作っているようです。

 なお、ここにも書きましたが、実態は、イメージなだけで全然公的でも非営利でもなんでもない団体が結構あるのが事実です。国に認められたような雰囲気なだけで、個人で勝手にやっているだけの団体と言うのも多々あります。

 と、そんな団体がこの法人の実際のところです。

 まだできて間もないので、活用法は今後色々出てくることになるのだろうと思いますが、今後の色々な展開を期待してみたいところです。

 さて、今回は経審シリーズの大詰めです。

 昨年の経審の評価から機械が評価されるようになりました。(これは一つには災害への対処を評価するという意味合いがあるようです)

 これは何かと言うと、会社にシャベルカ―やブルドーザーがあったりすると、経審で評価が高くなるということです。

 ただ、あるだけでは駄目です。あっても使えるようにメンテナンスされていないと評価はされません。まあ、冷静に考えればいたって当然のことかとは思いますが。

 今までにもこのような機械を持っていた会社は沢山あったと思いますが、それまでは持っていても評価の対象ではありませんでした。今後は、会社の技術力のアピールとしても有効に活用できそうです。

 是非この機会に会社での機械購入を検討されてみてはいかがでしょうか?

 さて、引き続きご質問等承っていますのでいつでもどうぞ。

 さて、今回も経審の評価を上げる方法の続きです。

 と、昨日でた会合であまったお酒を沢山貰ったおかげで家の中が酒だらけな今日この頃ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 経審においては、その会社の社会性と言うのもが評価の対象になっています。これは、社会的によいかどうかということを評価する、そういうものです。

 この社会性の評価ですが、社会保険に入っているかどうか、労働保険に入っているかどうか、自治体と防災協定を結んだかどうかといったものが総合的に判断されて、その結果に基づいて経審の評価が上がってくる訳です。

 以前も書いたことがありますが、建設業においては社会保険や労働保険に入ってない会社は結構多いのが事実です。(この辺近いうちに色々と施策がありそうですが)経審を受けているような会社はたいていこのようなことはないのですが、もしまだ未加入でしたらこの機会に入っておくことを個人的にはお勧めします。

 それと、上乗せで、損害保険や401Kに入ると評価が上がるというポイントもあります。
 
 この上乗せも価値はあると思いますので是非一度検討されてみてください。

 ということで、是非参考にしていただければ幸いです。