この度、願ってもない先生とのご縁があり、バイオリンを始めた次女。実は、4歳半を待って、ずっと温めていた案件です。
自分でピアノと決めた長女と違って、なかば私の誘導によりバイオリンという流れになった彼女ですが、すでにバイオリンは自分の楽器!という意識があり、このボックスバイオリンもよほどうれしかったのか離そうとしないので、いやいや初日から盛り上がりすぎて息切れしてもらっては困るという位でした。(練習に関しては、長女にもう習慣がついているので、あまり心配はしていませんが。)
ところで、なぜ長女(ピアノ)と違うバイオリンにしたのか、というのを時々きかれるので、きっかけなどを少し。
そもそも、長女と同じ楽器にすることは、一度も考えたことがありませんでした。私から見て長女はピアノに向いているし、そこに競争の要素を加える必要はないと感じたから。
それよりも、二人で演奏できる(長女が伴奏できる)楽器がいいな…というのは、結構前から思っていました。
楽器習得というのは、非常に孤独でプライベートなもの。だからこそ、子供の頃始めた楽器を大人になっても続けられる人の方が少ない訳ですし、二人で演奏できることがお互いに豊かに音楽を楽しむ環境に繋がればいいなと。
ちなみに、長女のピアノレッスンでは、弦の子たちと合奏する機会がこれまでに何度かあり、イメージがついていたのも大きいです。
また、次女は長女のピアノを毎日聴いているだけあって音感がいいので、音が定まらない楽器もむいているんじゃないかなというのもありました。
ところで、そんなバイオリンへの憧れは、私が小学生の時にまで遡ります。小学校高学年の時に、何の流れだったか、バイオリン弾ける人?というので(学級だったか学年だったか)ぱっと4人、ちょうど男女二人ずつ手が挙がり、余興にカルテットをしたんですよね。曲名はもう忘れてしまいましたが、学校が一瞬にしてサロンのようになり、なにそれ、格好良すぎるー!と興奮したのでした(多分いまでも同じリアクションをすると思う)。
そんな機会が彼女にもあるといいな!
香港は土地が狭いためか、バイオリン人口はピアノよりあるかもしれません。これもまた香港ならではということで、これからの人生でずっと友として側にある存在になっていって欲しいなと願っています。