香港pros/cons:食材事情と料理のモチベーション | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

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インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

 
香港4年目シリーズ。
続いては、香港の食材事情です。


香港は土地が狭いので当たり前といえば当たり前なのですが、農業、酪農はないと言っていいレベル。ほぼ輸入に頼っているので、お肉やお魚が高いのはまあいいとしても、野菜も乳製品も高くて、逃げ場がない。最初、香港で暮らし始めて、スーパーでの値段に食欲を失う…というのは、結構あるあるです。

 

 

それでも、輸入に頼っているということは、世界中の食材が気軽に手に入るということでもあります。グルテンフリーやビーガンの食材の豊富さ、日本、韓国、タイなどのアジア各国、欧米系も手に入ります。


🇯🇵日本食材は、ドンキが上陸してさらに手に入りやすくなりましたし、CIty Superも調味料系が充実しているので助かっています(茅乃舎のお出汁まで手に入る)。またOisixが上陸しているので、日本から毎週食材を届けてもらうことも可能。


🇰🇷韓国食材は、コリアンのお友達に教えてもらって、コリアンタウンにちょこちょこ買い出しに行きます。


🇬🇧🇪🇸etc 欧米系はMark&Spencerには大変お世話になっていますし、金鐘にあるGreatというスーパーも楽しいです。

 

ただ、色々選択肢があっても、食材に鮮度がないと料理へのモチベーションはあがりません。これは、香港にきて一番感じたこと。もうこれは本能的なもので、狩をするようにスーパーへ行き、今日はこれがお値打ちで新鮮で美味しそう、と思うことで献立を決めて来たんだな…と。

 

そこで、お安く手に入る新鮮食材を求めると、そこからは街市(ローカルな青空マーケット)に足を踏み入れることになります。

街市は、場所によって扱っている品物も違えば、英語の通じやすさも違うので、もうこれは行ってみて自分との相性を考えるしかない場所。日中は特に暑いので、家からの行きやすさも大事な要素。

 

オーガニックの基準が整備されていない香港ではオーガニックといってそのまま鵜呑みにはできないのですが、一応新界産(香港産)は中国産より少し高く、ブランド的な扱いになっています。

 

最初は野菜や果物から始めて、次に魚介類、最後に炉端にぶら下がったお肉が買えるようになったら香港マスター^^;笑。これまで一応お肉レベルまでは到達しましたが、お味に当たり外れが大きいのが難で、最近はあまり挑戦していません。お魚の方が買いやすく、ただお釣りが絶対びしょびしょなので、細かいお金を持っていくことが正解です。

 
そうして、冒頭の写真(街市で調達したもの)メインでできた晩御飯。
 

 日本にいた時と比べて、明らかに料理へのモチベーションは下がりがちではありますが、販売されている品物も場所も多岐にわたるので楽しまないと損ですよね。


今年は、いよいよ出始めた上海蟹と、ピータン専門店のピータンを買って、家で食べるのが目標です!