香港4年目のpros/cons | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

 
 
先日のリリ子さんの記事で香港生活2年間の振り返りを拝見して、大納得すると同時に、私も香港に来て3年以上が経つのか…と、ありきたりですが、時の流れの速さを改めて感じた次第です。

 

 

 

このところめっきり更新頻度が減っていたこのブログですが、香港生活3年が経った洗礼なのか、”香港のcons部分”にずっと心の余裕を無くしていました

 

というのも、一言で表すならば、長女の学校がなくなる危機に面していたから。日本においても学校経営のことは別に詳しくもなんともないですが、ここ香港において学校経営はビジネス。採算や経営方針に横やりが入ると、学生のことは御構い無しに、学校がなくなるということがあり得るということをまさか身を以て体験するとは衝撃でした。(実は、3年の中でそういった話を見聞きすることは何度かありましたから、極めてめずらしいという訳でもないのですが)

 

さらに、駐在の性で、次いつ異動になるかがわからない。来年夏以降香港にいられるかわからない状態で、来年度の学習環境を整えるために、場合によってはまとまったお金を動かさなくてはいけない…ということで、香港の学校をリストアップし(ひたすら多い)、カリキュラム(これがまた究極に煩雑)や学費(ピンが異常に高い…)を比べ、知人やその知人がいないか探し、アプライ方法を確認し…ということをやっていました。この時相談にのってくださった方達には、感謝してもしきれない。

 

我が家の場合、いよいよ腹をくくるか…という段になって大どんでん返しがあり、ほぼ今まで通りの条件で通えそうということになり、それと並行し探していた姉妹の習い事もなんとか目処がたち(これも一筋縄ではいかなかったのですが…それはともかく)、ようやく少し息が抜けたところです。

 

 

物価の高い香港、教育費、習い事費ももれなくその煽りを受けますが、選択肢の多さもまた世界トップクラス。探せば、英語、日本語、広東語、中国語…もちろん他の言葉でも、習うことが可能です。

 

子供の年齢が上がるに伴い行動範囲が広がることで、物理的に手が足りなくなることもあるのが悩ましいのですが※、一方で、手が取られるからこそ工夫次第で「自分がしたい育児/子供にさせたい経験」を実現できるまたとない機会だなと思います。それは、prosの部分。それを大事にしたいと、改めて思う4年目です。

 

※香港では多くの先進国がそうであるように、12歳以下の子供は原則常に大人が付き従う必要があり、子供だけで通学含め出歩くこと、お留守番何もさせることができません。

 

考えてみると、香港3年経って感じることがつらつら出て来たので、これから何記事か書いてみたいと思います。よろしければお付き合いいただけると嬉しいです^^