今日は、これまで書かなかった「時間術」の話をしたいとおもいます。
子供ができた頃から、色んなところで「Kotomiさんって色々やっているように見えるけれど、どこにそんな時間があるの?」と聞かれることが増え、その度に、もともとてきぱきしている性格なだけで、私がとりたてて時間メイクが上手いわけでもないのでは・・・と、ご紹介するなんてお恥ずかしいと思っていました。
しかし、先日もそういう話になって、多分、ちょっと思っていることと違う伝わり方をしちゃったな、と感じたので、これを機に文章にしておきたいと思います。よかったらお付き合いください^^
私の時間術を一言で表すと、「本当にしたいことは譲らない」です。このやり方は、振り返れば昔から変わらないのですが、
この言葉がふと思い浮かんだのは、コロナにより<オンライン学習×2名>と<主人の在宅ワーク>をコントロールしながらの家事、多少の仕事等・・・やっとこの半年勝ち取った、平日1時間半だけの私の自由時間さえすっ飛ぶ、翻弄の日々。
そうするとどうなるか・・・・
答え:いらいらする 笑
元々、一日だれとも喋らなくてもそれを幸せと感じるくらい、自分の時間が必要なタイプ。そして、以前どこかで読んだのですが、怒りというのは多くの場合「自分をないがしろにされている」と感じたときに募るんですって。だから、わーきゃーと私の時間を奪われるのは、まさに怒りの案件。
となると、私にとって自分の心を平らかにするには、自分のための時間を確保するが最重要なんですよね。そこで、今回は、家族にも宣言して「子供が泣こうが喚こうが、私のこの時間だけは優先させてもらう」=「それくらいしたいことだけは、譲らない」というのを日課ベースで徹底することにしました。
たまたま、この時期私がしたかったのは英語とヨガだったのですが、何をするかは全然問題ではなくて、自分にとって大切だと思われるものであること、その間は自分のことだけ考えることだけが大切。
ひとつひとつは最長でも30分以下、5分とか10分でできるものを中心に5個ほど日課アプリにリストアップしておいて、隙間時間に進めていきました。
ところが、そのたった30分にも、時には邪魔してくるのが子供達。しかし、私が集中モードに入っているというのは、「泣こうが喚こうが気にならない」ゾーン。そういうところの集中深度は結構深くて(幼少期からの通学や隙間時間での読書習慣がこんなところで役に立っているのかな)、集中している私を見て、子供達も今はダメなんだなと分かる様子。こちらも優先してもらった手前、そのあと子供たちに気持ちよく優しく。
実際、日課として運営していくにあたり、どこの隙間時間に何を当てはめるかというとは、テトリス並みにやっかいで、やってみないとわからないことも多くて、ナチュラルにぴたっとはまるようになるには、少し時間がかかります。+αのことができる余裕がでてくるのは、始めてもうすぐ一ヶ月になるかな、というのが体感。
ちなみに、私は日課アプリ(予め項目を書き出しておいて、終わったらチェックするだけのシンプルなもの)を活用していますが、アプリのいいところは、「今の時間でできることが一目瞭然なこと」「どれをやるとかやったとか覚えておく頭を使わなくていい」のふたつです。(それとは別に、毎週月曜日の午前中に今週したいことを手帳に書き入れています。毎日はチェックしていなくて、ゆるく翌週の月曜に進捗をチェックする感じ)
それでも、やりたいことができている満足感というのは、やはりとても大きいです。元々、時間は捻出するものという考え方なので、時間がないとはちょっと言いたくないのも本音(仕事の時もそうでした)。
そうは言っても、それありなのかな?今は子供を優先したいな、という方もあるとおもいます。それは、(本意ではないかもしれないけれど)自分のやりたいことの一番が、自分の為じゃなく子供のためだという場合なのだと思います。そう認識して割りきることで、優先順位がはっきりして、私はやりたいことをよくやっていると胸を張れるのかなと思うのです。振り返ると、香港きてからの2年は私もまさにこの状態でした。
結局、全部の時間を自分に使えていた時代はとうに過ぎ去り、したいことは選ばなくてはいけない訳ですね。
ところで話は逸れますが、最近の秘密兵器としては、イヤホンがとても活躍しています。英語のシャドーイングもそうですし、今勉強していることや調べていることの動画視聴、音声メディアのチェックなどが他の家族がしていることに干渉しないでできるのは大きいなと思います。
ちなみに、この「泣いても喚いても戦法」は長女が赤ちゃんの時から折に触れ発動していて、例えば宅建やいくつかの資格取得、育児家事仕事しながらの課題も、そうやって娘に協力してもらいながらやってきました。私は育児の専門家ではないので、これがいいのかは分かりませんが、我が儘している分、娘たちへの感謝は忘れてはいけないなと、これを書いていて改めて思います。
こんな長文を書いていて何ですが、書ききれなかったことがまだあるので、それも追々書いていければと思います。
何か、知りたいこと、質問などあれば、お寄せいただけると嬉しいです!