詐欺は他人の弱いところを突いてきます。
弱いところが無い人何ていなくて、誰でもどこかに弱みがあります。
例えばお金。
お金が儲かると誘って、更に出さないと損をすると、お金を失う事への恐怖を煽って、戻れなくしてしまうような。
でも、お金ってどっかであきらめようと思えばあきらめられます。
あきらめきれずにドンドンドツボにはまって犯罪を犯すなんて方も中にはいますし、自ら命を絶ってしまうなんて最悪の事態も。
とは言え、多くの方はどこかで泣いてあきらめます。
それに比べて自身の命が危機にさらされてると、どうしてもあきらめきれない。
溺れる者は藁をもつかむと言いますが、藁以下の糸くずの様なものですら頼ってしまいます。
PRESIDENT Online『「これは詐欺医療である」東大の専門医が潜入調査で確かめた"悪徳クリニック"の許せない手口』
この記事では、お医者さんが架空の初期の乳がんを設定して相談しています。
誰でも、抗がん剤や制癌剤、手術って怖いですよね。
とは言え、初期であれば、家族や医者から説得されてこんな怪しいクリニックを訪れることは少ないのではないのかと思うんですよね。
ただ、そんな方はまだ治る可能性が高いので、後々問題が発覚するってことはあると思います。
それに比べて、末期と言いますか、ちょっと無理って状態になっちゃうとその後は多くが亡くなられますんで、問題が表に出ることは少ない…
ある意味、医者から見放されると言いますか、死期を伝えられると、まだどうにかなるんじゃないか、実はそうではないことを薄々気づきながらも、思ってしまいます。
死期を伝えられるってある意味絶望です。
そこに、「治るかもしれませんよ」なんて言葉掛けられたら、たとえその可能性がどんなに小さくとも、その言葉に掛けてしまう。
実際、癌に関しては未だによくわからないところも多く、突然病巣が消えたり、食事を変えたら病巣が縮小したり、断食が…etc.そして、そんなことで告知された余命をはるかに超える時間生きてられたりもすることがあります。
そのこと自体は現代医療の限界ではあると思いますが、そこを利用してお金儲けに走る人もいます。
でも、何とか最後を伸ばしたい、金で何とかなるなら何とかしたいって気持ちがあると、周りが止めても本人は納得しません。
最後は、本人が納得してるならと周りも黙認。
如何わしい医者は絞るだけ絞ってウハウハってことです。
解決方法はわかっていて、「多くの患者さんを抱える医師にとっては5分程度で治療の説明をしなければならず、患者さんの不安を増長させることになる。ここに詐欺医療が入り込む隙があるのだ。」と記事でも述べられているように、もう少し医者を信頼すことですし、医者も信頼される様に努力することに尽きるような気がするんですけどね。
あなたはフツーの治療で癌は良いと思いますか?それとも…
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