価格が決まるのは需要と供給のバランスと言われます。
全てがそれで決まる訳では無いですけどね。
フツーに考えれば、売り手が多く買い手が少ないと、ダンピングして安くなる。
例えば、キャベツが大豊作になって、一度に大量に市場に出れば、二束三文。
売り手が少なくて買い手が多いと、足元を見て値段を釣り上げる。
例えば、最近自動車が半導体不足で納期が遅れて供給が絞られると、新車より高い中古車が現れます。
とは言え、これは売り手が複数いた場合。
もし、1社しか売ってくれない上に、代替が効かないとなると、その言いなりの価格で買うしかない。
産経新聞『住宅クライシス タワマン管理契約と修繕工事の深い関係』
最近では、守衛さんのなりてもいなくて、管理会社は業務拡張しようにも人手不足。
賃金を上げればいいんでしょうが、そうなると管理費に跳ね返って組合から反発を買う。
大規模修繕で、足らない部分を補おうとしても、組合が他社と相見積もりをとられて受注できないケースも。
それなら、合わない仕事はや~めたってことで、管理を撤退。
組合だって払えるものなら払いたいですし、少々お高くても管理している会社や元々作った会社にお願いしたいのが本心。
でも、管理費や修繕積立金の値上げは難しい。
更には、火災保険等は最近の災害の多発で、うなぎ上り。
フツーのマンションですらそうです。
超高層タワマンになると、そもそも大規模修繕できる会社が限られています。
資材も最新のモノ使って作ってますんで、割高だし、一般的ではないし…
ヘタすると、造ったとこしか直せないなんてことも。
需要と供給のバランスで価格は決まると言いましたが、1社にしか頼めないとなると、それは当てはまらずに、売り手の一存。
元々修繕費が高いと言われるタワマン。
1社しか修繕が出来ないとなると、更に高くなりそうですねぇ。
やっぱりタワマンって、お金持ちしか買っちゃいけないマンションみたいです…
あなたはタワマンに住みたいですか?それとも…
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