資金繰り難に陥っている中国の不動産開発大手、中国恒大集団の社債利払い日が迫っています。
ロイターによりますと、「23日に22年3月償還債の8350万ドルの利払い、29日には24年3月償還債の4750万ドルの利払いが控える。いずれも利払い日から30日以内に支払いを履行できなければ、デフォルトとなる」そうです。
22日には、23日の利払いはするとの報道がなされてはいますが、ホントに実行されるのか、フェイクなのか、24日はどうなるのか、不透明…
実際の話として、何もない平時であれば、利払い当日には支払うのが当たり前。
いつ払うかわかりきっているものの準備が出来ていないだけで、その会社は疑われますもんね。
既に、20日の利払いを行っていません。
Bloombergによりますと、「中国住宅都市農村建設省は先週、中国恒大が20日の利払いを履行できないと銀行に通知」しているようで、実際「主力債権銀行少なくとも2行に対する20日期限の利払いを行わなかった」ようです。
ほぼデフォルト状態。
33兆円とも言われる負債があるとのこと。
ハードランディングなのか、中国政府が救済してソフトランディングするのかは別にしても、投資家は大やけどです。
世界第2位の国家予算を持つ中国。
そんな大きな国でも、33兆円は決して小さな金額ではないと思うのは私だけでしょうか?
それに、中国恒大集団が破たんとなれば、主力銀行も傾くでしょうし、同業他社も危うくなります。
リーマンショックの時の様に世界中に波及しないかどうか、注意が必要です。
ニュースとか見てますと、世界には波及しないとか、中国外貨準備高は問題ないとか、中国恒大集団だけなら特に問題ないとか言われております。
もしそれがホントなら、株価の下落なんて起こらないはず。
投資かはそうは見ていないってことなんでしょうねぇ。
もし、中国恒大集団が最悪の事態を迎えた場合、日本だって無傷ではないと思いますので、ご注意を。
あなたは中国恒大集団が潰れても大丈夫ですか?それとも…
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