2025年の解禁より渓流釣り三年生に進級の私、補習が必要に思いまして御船の滝の氷瀑を見た後で本来したかった新規開拓に奈良県川上村を巡って来ました。
昨年、〆の釣行があまりにも不甲斐なくバックアップポイントが悉く消滅して得意の立ち回りの手駒が少なすぎる点が反省点となりました。
本当はサービス業特有の平日釣行にすれば関係の無い話で週末は遠慮すべきとは思いますが釣りキチ根性が許しません。
であれば、
①川上村管内の渓は熟知網羅しておきたい。
②入渓に労力を要する所を幾つか持っておきたい。
③標高の高いところを高水温対策にプラスオンで持っておきたい。

てなわけで、国土地理院の地図など久しぶりに購入したり関西沢登りルート本など購入しまして秋から冬の間に読み耽ったり深掘りしたいところをネット検索してみたりしました。
ちょうど川上村の御船の滝の情報も知り冬の川上村に行く動機付けも出来ました。
午前中に御船の滝の氷瀑を見てきまして道の駅でお昼御飯します。

某川

過去、地図で見る分に蛇行少ない渓で変化に乏しくオープンな渓相だと思って手を着けていなかったのですが食わず嫌いは駄目なことを改めて感じました。
水量はHS出合いから極端に少ないですが冬季はドカ雪でも降らない限り枯渇気味なんだろうと仮定してウォーキングしていきます。
勾配は結構きつくて蛇行はゆるやかなものの地質も硬いのでゴルジュに釜連発地帯もあったりロングストレッチの砂利もありで実際に現場行って見ないと分からないもんだと実感しました。

ナメに釜、そして魚留めの滝な大場所
サイトでミドルとデカがホバリングしているのを確認しました。
この時、気温7度。
冬場は石の間で耐えているものと思ったらフィーディングモードにあるので新しい発見となりました。
私は早春から晩春にかけては琵琶湖のブラックバスの産卵を意識した怪獣を狙いに行くのがライフワークでして渓流釣りはゴールデンウィークの後から遅れて参入となりますので貴重な経験が出来ました。
解禁日の三月なんて寒くて飯食わないだろうと思っていたのですよ。
思うに昆虫などの流れ物は乏しい季節ですから同種食いなんでしょうね。

歩き進めると標高が高くなり雪が積もっていますが、・・・。
二名程の新しい足跡と一名の古い足跡があります。
登山なのか猟師なのか?

危なそうな丸木橋の所でSKM川調査終了です。
もう1つ調査します。
某谷
小渓かつ小区間ですが夏の対策に小場所として使えそうな感触を得ました。夏の渇水がどこまで進行するか分かりませんが悪足掻きの抑えの一手となりそうです。
サイトでは確認出来ずなのでシーズン入ったら実釣しておきたいところです。
また、氷瀑見学のついでに調査に出ようと思います。
スタッドレス履こうかな。