こんにちは、代表の藤間です。
今回、3-4年生の練習はシュートとそこに至る形を多くトレーニングしました。
ランダムに置かれたマーカーを2タッチ以下でパスを回しながらかわしていく練習は、何年か前のポステコグルー監督時代のマリノスが取り組んでいた練習だそうで、知人を介して教えてもらったメニューです。
当然プロはもっとたくさんの制限をつけて行っていますが、簡易版として今回取り組みました。
狙いは、周りを見ておくことと正確な技術を身に付けることです。
“間で受ける”感覚と“落とす”感覚を養ってもらうことも狙いです。
途中から秒数制限をつけましたが、そうすると急に難しくなりましたね。
焦ってしまってパスやトラップがズレたり、スルーパスが長すぎたり。
ただ頭に負荷をかけた状態での技術練習はとても大切で、プレッシャーがない状況での練習に比べて上手くなるスピードもかなり早まります。
マーカーを使っている間は、言わば技術練習です。
後半はマーカーではなくてディフェンスを置いて行いましたが、そうなるとより「止まって受ける」ことが難しくなりますね。
マークを外す動き、ディフェンスの視野から外れる動き、出て来なかったらやり直す動き、パスカットを狙われたら身体を入れてディフェンスの前で触る、深さや幅を取る、などが重要です。
出した後にすぐ動くってことも意識してもらいました。
こう言ったチェックポイントは沢山あって、これら全部が集まって個人技術とか個人戦術って言われます。
学年が上がってくるとチーム戦術もより高度になっていくので、早い段階で個人戦術を高めていきましょう。
あと、夏休みの宿題としてリフティング100回、と言うのを出しました。
現時点で100回出来ていない選手は、みんなリフティングに苦手意識を持っていると思います。
出来ればやりたくないと思っているでしょう。
ただリフティングはボールをミートする練習で、ミートする技術はパスやトラップに大きく影響します。
やはり苦手な選手はミスが多くなります。
3回とか5回で落としている選手は、トラップが決まるのは5回に1回みたいな感じになって、するとやはり得点には繋がりません。
毎日5分でも10分でも、やるだけで上手くなりますので、せっかくの夏休みに自分を高めて一段上のレベルを目指しましょう。
ではまた!