7/6•プロミネンツ4年生練習試合 | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、代表の藤間です。


今回はさぎぬまSCさんと野川キッカーズさんをお招きして練習試合を行いました。

両チームの皆さん、ありがとうございました。

コート設営で時間が押してしまって申し訳ございませんでした。


さて、先週はぺぺとユウワがいなくて、今週はスバルとソウスケがいなくて、その分3年生の奮起に期待したかったところですが、暑さもあったし遠慮ももちろんあって、なかなか難しかったですね。

途中でも言いましたが、キョウノスケとカズマ・シュウマなんて誕生日が3ヶ月しか変わりませんし、日本は4月から学年が変わりますが、他の国では同級生です。

身長で言えばぺぺやソウスケやスバルよりキョウノスケの方が大きい。

技術的なところは仕方ないとしても、走るとかって言う点では差なんてない筈です。

キョウノスケは4月生まれだと言うので例に出しましたが、他の選手も一緒です。

学年が上だからって敵わないと決めつけてプレイが小さくなっちゃうのは勿体ないので、もっとやれる筈だって自分自身を追い込んでいきましょう。


4年生で言うと、カズマやシュウマがだいぶ安定感が出てきているので、全体としての底上げが出来てきている印象です。

強いチームになりつつあると感じていますし、ここからもう1段階全体の強度を高めていけば強豪ともやり合える様になるんじゃないかと期待しています。


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個別に言うと…


ぺぺは、今回1点しか取れなかったのはソウスケやスバルの不在と無縁ではありません。

トップ下とか3バック時のセンターハーフでも良いプレイはしているものの、やはりフィニッシュの地点に自分を置くのが難しくなる。それだと特徴が消えてしまう印象です。

自分を活かせる位置とそうでない位置(勝負すべき位置とそうでない位置)で、プレイを変えることを意識しましょう。


ユウワは、今回ボランチやトップ下でも出てもらいましたが、やはり慣れてないこともあってチームとしてのバランスを崩しちゃう場面がありました。

特にぺぺ•ユウワでトップ下•ボランチの時は、2人とも攻めたい選手なのでバランスが崩れます。むしろユウワが前でぺぺが後ろになってるシーンも多かったです。まぁそれが必ずしも悪いわけではないんですが、やはりバランスを取るのは大切です。

坂ハルやソウスケは偉大だってことですね笑

けどコーチとしては、ユウワがその2人みたいになることよりも、後ろから攻め上がる時の迫力がユウワの魅力だし、強みを活かせるって気はしてます。

今はユウワの特徴を打ち出すこと、それを伸ばすことを意識して欲しいです。


オウスケは、ちょっとフォームが戻ってきたと言うか、少なくともどん底期は抜け出したのかなって感じが嬉しいです。

何度も書いてますが波は必ずあるので、上手くいかなかったこの数週間を反省する必要はあまりなくて、それよりもオウスケ自身が楽しいかどうかってことを考えるべきです。

今日の感じで言うと楽しんでくれていた感じがするので、楽しむことと勝つことと、その辺のバランスを少しずつ意識しましょう。


ケイタは、得点に絡む活躍が出来ていましたね。

ゴールを狙ってる感じがしましたし、積極的に仕掛ける感じも良かったです。

真ん中でもある程度出来そうなのもコーチからすると収穫です。ただこれはケイタに限らずですが真ん中をやるとスルーパスとかキーパスばかり狙おうとしちゃうってのがあります。

もっとボールを循環させて、意図を隠して、その上でキョロキョロしてって出来る様になればもっと簡単にゴールに近づける様になると思いますので、意識してください。


カズマは、毎回の様に書いてますがかなり安定感が増しましたね。

逆サイドに振るとか縦パスを入れるとか、“見えてます!”って感じが心強かったです。

ただ「見えてて出したパス」をカットされるってのは「見えてないで(なんとなく適当に)出したパス」をカットされるより悔しいもんです。

通ると思って出したパスがカットされるとそりゃ悔しいですよね。

ここは、途中にも話した様に意図を隠すことであったり、縦パスを出す前にボールを循環させることだったり、細かい動作で変えられます。


シュウマは良かったですね。

久々にゴールも決められましたし、楽しんでくれたと思います。

今日の最後の試合でシュウマが「俺、出っ放しだ!」と言って「え?休んでない?」とかって話をしました。実際はシュウマが正しくて、他の選手よりも多く出場していました。

これって意外とバカに出来なくて、コーチからするとわかりやすいミスだとか動きの悪さがあったら変えていた筈なんです。シュウマはそう言った動きの悪さはなかったし、ミスも少なかった。

安定したプレイが出来るようになると、改めてシュウマ自身の特徴も出て来ると思います。

期待してます!


鈴トモは、途中顔が真っ赤で気持ち悪そうにしてたのもあって、出場時間はちょっと少なかったです。

まぁ今日みたいな暑さですから、熱中症は怖いですし、無理に出る必要はないです。

今日指摘したのはディフェンスラインですね。鈴トモ一人残ってしまってオフサイドが取れないって場面がありました。

失点が怖いから下がるのは分かりますが、下がると逆にピンチを招いてしまう。難しいところです。

ただオフサイドを取れればマイボールに出来るので、ここはしっかり意識して、トモハルが周りに声がけしてラインの上げ下げをするぐらいになりたいですね。


サエは、良いプレイをしてくれていたんですがやはり怖がってプレイが小さくなる様な場面がありました。まぁここは急に良くはならないと思いますし、それこそ1年生の頃に比べたらめちゃくちゃ良くなっていますから、ゆっくりじっくり良くなっていけば良いと思います。

あと今回もゴールを決められるか⁉︎って場面がありましたが、これはとても良いことです。それだけいいポジションを取れていると言うこと。

1点取れば怖さも取れるかも知れませんね。期待してます!


キョウノスケは、途中でも伝えた様に「相手の前でボールを触る」って言うのが課題ですね。

例えばフォワードで出てて縦パスを受ける場合、相手の前で受けようとすると戻る感じになって目指すゴールからは遠くなります。

けどそれで良いんです。前や裏を目指すのはもうちょい先、もっとゴールに近づいてからで良い。それよりもマイボールにしておくこと、ボールを失わないことが重要です。

相手の身体を押さえてキープするとか味方に落とすとか、そう言ったプレイを意識しましょう。


篠トモは、良い場面はけっこうあって、コーチからすると惜しい!って感じが多かった印象です。

バテたのかと思ったらそうでもない、と言うので、じゃあもっと走ってよ!みたいなことがけっこうありました。

多分効率的な攻め方とか守り方って部分で難しさを感じてるんだと思いますし、まだ理解が追いついていない部分もあると思いますので、もうちょいですね。

「なるほど!そういうことか!」みたいに思えるタイミングがいずれ来ると思いますので、今はがむしゃらに出来ることを突き詰めるのでいいと思います。


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最初に書いた様に、4年生チームが強くなるのは3年生の底上げにかかっています。

今から成長すれば年明けの日産カップに出られる可能性も十分ありますし、そうなって欲しいです。


4年生は、ここからさらに強度を高められるかどうかですね。

二度の合宿を通じてチーム力が高まっているのは感じますので、ここからもう一段階、高めていきましょう。


ではまた!