6/1•3年生長谷工プレミアリーグ | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、代表の藤間です。


今回は長谷工プレミアリーグの試合が行われ、AC等々力さん、大豆戸FCさんと対戦しました。

対戦していただいた両チーム、ありがとうございました。


さて、今回はプロミネンツとして初めて、プレミアリーグを3年生だけで戦うことが出来たんです。

一昨年初参戦してから、下の学年の子に参加してもらわなかったのは初めてなんです。去年の今頃なんて現4年生はぺぺとユウワしかいませんでした…。


コーチとしてはまずその喜びがありました。


試合結果としては1勝1分(2勝だと勘違いしてましたが2本目の大豆戸さんとの試合は追いつかれて引き分け)でした。


今日はサエが体調不良だったのと、カイトや篠トモが初めてだったのもあって、上手くいかないなぁって感じでしたね。

見ていても改善しなきゃいけないポイントがすごく沢山ありました。


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個別に言うと…


鈴トモは、出しどころが無くて困ったって言うシーンが多くありました。ただ、これは周りのせいにばかりしてちゃダメで、自分でもボールを動かすって意識を持たなきゃですね。

動かせば相手も動いてパスラインも出来ます。恐らくボールを持つのは苦手なプレイだと思いますが、そこにもチャレンジしていかないと更なる成長は見込めなくなります。

ミスして奪われることもあるでしょうが、それで上手くなるしやらなきゃ成長しないので、練習からチャレンジしてみてください。


サエは残念でしたね。1ピリ目の最初ですぐに“あれ?動きが悪いな”と思ったんですが、1本目の前が審判だったから見てあげられなかったのが悪かったですね。申し訳ない!

それでもゴールが決まったのは良かったです。

当然調子が悪い日はあるので、そう言う時は無理せず休んでください。

それと、コーチが「気持ち悪いの?」って聞いた時、気持ち悪いならそう答えましょう。ご両親の様にはサエの状況を分かってあげられない(それでも藤間コーチは子どもがいるだけマシで、マサシコーチやエイウンコーチだともっと理解してあげられないと思います)ので、難しそうなら自分からバツを出してくださいね。


アラタは、練習試合で取り組んだディフェンスのポジションが想像以上に良かったです。

ディフェンスがと言うよりパス出しの方ですね。周りを見れていましたし、持ちすぎる感じも少なくて、攻撃の起点になっていました。

“来るならかわすよ”って感じの落ち着きが良い方向に進んだんだと思います。ただ今日の練習試合は強度が低かったので、今日上手くいったことが、強度が上がった中でも上手くいくかと言うと恐らくそうはいきません。

ボールを動かしながらも常に周囲を認知することを意識しましょう。


ハルは、上手くいかず歯痒い感じだったと思います。ボールを持っている時には出しどころがなくて、持ってない時には動いても出てこない、と言う様な。

ただ、その状況を打破する為に出来ることはあります。具体的には“声”と“出して終わりにしない”ってとこですね。

声で言うと“ヘイ!”だけでは無くて“右サイドフリーだよ!”とか“縦パス当てて!”とかより具体的に伝えること。

“出して終わりにしない”と言うのは、スルーパスを狙うのではなくて、タッチオブクラスの様に当てて落としをもらう、ワンツーをもらう、動いてリターンを受ける、その意図を常に持っておくことですね。キョロキョロするのも大切です。

そうすると、ハルを中心にボールが循環する様になりますし、現時点でのこのチームだとそれが一番勝つ確率を上げられると思います。

意識して取り組んでください。


キョウノスケは、良いポジションを取れているのに技術的なミスでチャンスを潰してしまうってケースが引き続き多かったのが悔しかったですね。

ここはもうシンプルに練習しかないです。リフティングや壁当てなどいわゆる基礎練が足りてません。

そうなると、決められる筈のシュートが決まらないとかトラップミスで奪われるとか、そう言う場面が多くなってしまい、当然自分も悔しい思いをします。

基礎練は楽しいメニューではないですが、続けることで必ず成果が出ますので、毎日時間を作ってトレーニングしてください。


カイトは、ポジショニングの細かいところの修正ですね。そこでは受けられない(味方を助けてあげられない)って位置にいることが多かったです。

ただこれはもう、プロミネンツに入ったばかりの選手はみんなそうですから、少しずつ学んでいくしかありません。ほんの1-2m動くだけで全然違うので、その辺の感覚を理解して欲しいですね。

練習の中で意識していってください。


篠トモも、カイトと同じ様にポジショニングで苦戦していた感じでしたね。あとディフェンスでの寄せの甘さも目につきました。

続けていくしかない(と言うか篠トモの場合はまだ始めてもいない状況)なので、出来ないのは当たり前です。ただそれでもゴールがありましたし、積極性を感じました。

練習していく中で必ず成長していきますので、焦らずじっくり、サッカーを楽しみながら成長していきましょう。


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今日、上手くいかないのはコーチからするとある程度分かっていた事(サエの体調不良は想定外でしたがそれ以外は)で、そりゃそう簡単にはいきません。


それでも、上の学年の子たちも最初はみんなそんな感じだったので、焦らずに成長の階段を登っていきましょう。


それではまた!